2018年8月9日木曜日

ちゃり(その6)

スプロケ届きました。
図01














手で簡単にはめられます・・・やはりここでもスプロケ外し出番はありません。 しかもそれをあざ笑うかのように、ぴったりです(←あたりまえ)
因みに、スポークが差し込んでありますが、差し込んでみただけで、リムにはつながっていません。

図02













スプロケはCリング?でハズれないように固定するのですが、このCリングが入りそうな気が全くしません。
言い換えると、入らない予感しかしません
もしかすると買うべきはスプロケ外しなどではなく、Cリング用のプライヤーだったのかも知れませんが、既に予算も底を尽きかけてます。これ以上「一生に一度使うかどうかわからない工具」を増やすわけには参りません。ここはなんとしてでも手持ちの工具で乗り切る必要があります。
図03




割り箸に挟んで見ました。手持ちの工具と言えるかどうかは別にして、全くダメ。ここからどうするのか思い浮かびませんし、それ以前にもっと広げる必要があります。
図04


そこで、即席の治具を作ってみたのがこちら。
プライヤーにタイヤレバー輪ゴムで止めただけですが、一応共に手持ちの工具です。
プライヤーはてこの支点の代わりをするだけなので、棒っポイものなら何でも良かったけど手近にあったのと、グリップの樹脂が滑りにくそうだったので。
図05
















使い方はこんな感じ。
なんとなくうまく行きそうな予感がします。
で、早速心躍らせながら使ってみた。しかし結果は、広げた瞬間ものすごいスピードでピンがどこかへ飛んでっただけ。比較的ピンが大きいので失くならなかったのは不幸中の幸い。
どうもタイヤレバーの先端が分厚すぎるのが原因か?
図06














往生際悪くあれこれ試してみたが全てNG。

途方に暮れつつ、他に方法がないかぼんやりする頭で考えながら、暇つぶしとダメ元で正攻法のマイナスドライバーで少しずつ地道に入れて行く手法を試してみたところ、なんと、すんなり入りました(爆

(図07~10)
図07
図08
図09
図10




















































バンドブレーキのドラム?を外します。前述の通り不要な工程となってしまったが、一生に一度使うかどうかの工具を買っちまったので使ってみたかっただけです。
しかし、これが結構硬い。手では絶対無理。手で抑えて足を使っても、タイヤが不安定で力を込められない。
で結局、壁と土間コンに押し付けて両手でしっかり固定しつつ、サンダル履きの足でえいやっとやるとすんなり外れました。
同様のことで苦労している方が多いみたいなので、是非参考にしてください。
図11

閑話休題、ホイールを組む人たちのブログなどを見てると、殆どが「ホイールセンターゲージ」なるものを駆使しているが、ぉぃくんは当然持ってません。安いものだと2千円くらいからありますが、既に予算ぎりぎりです、一生に一度使うかどうかの道具にこれ以上お金をかけたくありません
 
で、取り敢えずこんなモノを作ってみた
センターを合わせる(つもり)の治具(木製)です。ボルトを合わせてホイールをひっくり返せばどっちに寄っているか分かります。まー、機能するかどうかは二の次で単に作ってみたかっただけです。
そもそもスポークの長さは左右同じなので、同じ様に締めれば勝手にセンターが出るはず・・・多分。
図12







では、早速作業です。
まずは、スポークを全部外してリムだけにします。
電ドラで外そうとしたけど、マイナスドライバーなので上手く行かず、ホイールを傷つけるだけなので、結局手回しで外しました。

図13





















結構こだわりのある(=格調高い)こちらのサイトに書いてある様に、ハブのマークとバルブ穴?の位置を合わせつつ、バルブの前後のスポークがクロスしない様に組みます。(当該サイトに記載の内容と合ってるかどうかはあまり自信がないので、わざわざ検証しないこと)

図14












工程が2時間ほどすっ飛びますが、ホイールを組んでタイヤを嵌めて、フレームに取り付けたのがこちら。ほぼ完成です。
振れ取りに夢中になっていたため、画像を撮るのを失念しておりました。(爆
図15
















 シフトレバーを取り付けます。
なぜグリップ式ではなくレバー式にしたかと言うと、グリップ式はハンドルバーのアール部分にブレーキレバーの固定部分が取り付くので、レバーがグリップより上に斜めに突き出てしまうからです。
しかしそう考えたのが大失敗への分岐点でした。
図17

何も知らなかった頃のぉぃくんは、粛々と作業を進めます。
シフトのアウターケーブルの長さを調整するため切断。へしゃげてしまう(ぺしゃんこになること)と面倒なので先に不要な針金を通してから切断したけど、結局へしゃげてしまい、千枚通しのお世話になることに・・・。

切断後、グリスを注入するのを忘れずに!(←誰に言っているのか?)
図18

















ワイヤーをワイヤーカッター付きの超巨大アルミスリーブカシメ機でカットします。
工具がでかすぎるのは気にしないでください。ワイヤーをきれいにカットできそうな工具がこれしか無かっただけです。
図19


















で、心躍らせながら試運転したのですが・・・変速が1~3段くらいまでしか切り替わりません。しかも番号が逆です。後ろの変速機は1速なのに、シフトレバーの数字は8です。
でシフトレバーを4くらいにするとようやく2速に入ります。シフトレバーを1にしてギリギリ3速になります。
何を間違ったのだろう・・・で、いろいろググってみた結果(←普通は先にやる)、どうやらInter8のシフトは同じ8段用でも他のものは使えず専用のグリップシフトしか合わないらしい(ー_ー;)
ここは潔く認めよう・・・大失敗である。
シフトレバーは全く不要な、無駄な出費だったのである il||li _| ̄|○ il||li

日が暮れるまで愕然としていたのは言うまでもない。
で、この日の夜、どうにか気を取り直して、Inter8専用のグリップシフトをアマゾンでプチっとした。仕方なくグリップシフトが届くのを待つことに・・・(つづく)

2 件のコメント:

  1. わかる!わかる!失敗は成功の基

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  2. ありがとうございます。
    そうですよねぇ、人生の奥行きは失敗の数で決まる・・・と名言ぽく言って見ましたw
    ただ、この経験が特にその後何か役に立ったかと言われると、、、、もうね、自分から失敗する方向に進もうとする性質をなんとかしたいです(泣)

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