2018年の台風21号(燕)、これまで関西に来るのはヘボ台風ばかりだったのでどうせ今回も肩透かしだろう、と高をくくっておりましたが、思いの外ちゃんとした仕事をして行かれました。 おかげさまで我が家の屋根にそびえ立っていたアンテナが元あった場所から忽然と姿をくらましてしまいました。 |
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アンテナがない! |
テレビ付けてみると案の定、見事に地デジが全滅です。 | |
地デジ全滅・・・ |
で、どこかにウチんちのアンテナが落ちてないかと探していると・・・有りました。 なんと、家に隣接して立つけしからん電柱から幾条と放射する電線に、まるで蜘蛛女に絡め取られる巡査部長ででもあるかのように、一寸も身動きできない状態で、ご近所の晒し者となっておりました。 |
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あんなところにアンテナが・・・ |
子供の部屋(3F北側)の窓からは手を伸ばせばすぐ届く距離です。 | |
窓から手を伸ばせば取れそう |
が、屋根馬が電柱のトランスの方に伸びてるのが不気味です。 なので、一応関電に電話しました。 しかし台風の被害は当然ウチだけではない、いやウチなど多分軽い方でしょう。 思った通り「只今繋がりにくい・・・云々」のアナウンスが流れるばかりです。 仕方なく、お問い合わせフォームから連絡を入れましたが、返事はいつになることやら・・・ |
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トランスが不気味>< |
因みに、無線については最近3アマを取って、現在は訳あって二陸特と一海特勉強中なのでφ(◎◎ヘ) アンテナの仕組みは問題集の解説などで、それなりに分かったつもりになってそこそこ図に乗ってるぉぃくんです。 材料は、骨組みにする様な木っ端は適当にあるし、何かの時に買って何かに使ったけど九割方余ってるアルミの針金や、いかにも使えそうなアルミのアングルもあります。 |
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アルミのアングルと針金 |
因みに、アルミのアングルは自作PCのHDDマウント様に使った余りです。 | |
アングルは自作PCのHDDマウント用に買ったもの |
さて、地デジの周波数ですが、こちらで調べたところ、ウチからよく見える生駒山の鉄塔から出てるのは大体470~530MHzとのことで、平均500MHzとして波長に直すと 300÷500=0.6m です。 八木宇田アンテナの正体は1/2波長ダイポールに導波器と反射器をつけただけなので、アンテナ本体は600÷2=300mmくらいですが、更に半分に切ってそれぞれ同軸の外と内につなぐので、一本あたり150mmくらいのエレメントが二つ必要です。 導波器は、近所のUHFアンテナを見た感じでは、本体よりちょっと短いけど、こっちは半分に切らずにそのまま使うので270mmくらいにしときます(テキトー)。 導波器は何本有ってもいいみたいですが、多ければ多いほど指向性が強くなるので、感度は良くなりますが、その分調整が難しいのではないかと睨んでます。 長さは先端ほど短くする様な事がどこかに書かれていましたが、近所のアンテナを見る限り全部同じ長さのものもあるので、取り敢えず全部同じ長さで行きます。 反射器は、アンテナ本体よりちょっと長いのが良いらしいので、まるでこのために余っていたかのような330mmのアルミのちっこいアングルが有ったのでそれを使います(決して今回用に切ったわけではありません) 効果の程は不明ですがいかにも反射しそうな形ですし。 ところで、各エレメントの間隔ですが、はっきり言ってよく分かりません。 ただ、実はこれららを取り付けるのに丁度いいベニア板が有りまして、幅が270mmで長さは450mmくらいです(決して今回用に切ったわけではないです) こいつに養生テープで止めれば、テレビの感度を見ながら各配置も調整可能です。 |
で、取り敢えずドラフト版ができました。 | |
地デジアンテナ(ドラフト版)の完成 |
早速、3階のベランダ(バルコニー?)の手すりに固定して、家の壁から出てる同軸をつないでみました。 因みに、同軸の芯は圧着端子で、周囲の網はハンダ付けしてアルミの針金に固定しました。 |
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ベランダの手摺に設置 |
久しぶりに見る地デジは奇しくも台風21号の爪痕の報道でした。 他のチャンネルも確認しましたが、何故か読売テレビだけ多少のブロックノイズは出るものの 、結構きれいに受信できています。 |
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だいたいきれいに映った |
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