2012年5月30日水曜日

パソコン弐号機購入(その1)


さて、OSが窓辺ななみたん・・・もとい、Windows7 Ultimate のDSP版に決まったところで(というかすでに購入済み)、次はいよいよハードである。パソコンには主にデータ分析やらシミュレーションを強いている私にとってグラボやらサウンドカードは二の次。まずはパソコンの心臓部であるCPUだ。演算処理重視ということで「ぱんっ♪ぱぱぱパンっ♬」でお馴染みのインテルでも比較的上位に位置するi7-2700Kを選定。
このシリーズはオーバークロックの手法の一つ Turbo Boost 2 と言う(実に昭和なネーミングの)機能を有しているが、後ろに「K」が付くモデルはその上限までもが解除されているとのこと。・・・えっと、実はよく分かっていないが、たぶん車で言うリミッターを切った状態の様なものだろう・・・まあ、とにかく、そこはかとなく演算処理が速そうではないか。

次に、パソコンを買う上でぜひとも抑えておきたいのはマザボ。CPUばかりが良くても意味はないが、マザボばかりが良くてもまた然り。大切なのはトータルバランス。これは私の持論だが「一番性能の低いパーツの性能が、そのパソコンの性能」なのだ。(←多分違う;;;)

格差婚にならないように、i7-2700K君に見合ったマザボちゃん、要するに「Kの字」を余すところなくふんだんに、隅から隅までづづづぃーと舐め尽くすようにそのポテンシャルを引き出すマザボを探そうとウェブで色々検索しているとすぐに、ASUS P8Z68V Pro/Gen3 ってのに行き当たった。
i7-2700Kと組み合わせたレビューがあるくらいだから、たぶん相性も悪くはないはずだ。レビューの内容を読む限り、一通りの機能は網羅されており、自作ッカー(パソコンを自作する人)たちの間でもソコソコの評判らしい。

目新しい(単に自分が聞きなれないだけだが)機能としては

1.ハードディスクのインターフェースが SATA 6Gb/s
今使っている初号機が3Gb/sだから、おそらく2倍の転送速度ではないかと淡い期待を抱いている。
2.高精度オーバークロックチップ搭載
多分Kの字と組み合わせると威力を発揮するに違いないと一人ほくそ笑んでいる。
3.CPU内蔵GPUをオーバークロックする「GPU Boost」ツール
どのみちグラボは購入する予定だが、それまでのつなぎにはなりそうだし、次の機能との相乗効果も期待できそう。
4.LucidLogix Virtu
CPU内蔵GPUとビデオカードのGPUをリアルタイムで切り替えてパフォーマンスと省電力を両立するらしい。
因みに型番の最後の「Gen3」は新しいPCIeの規格に対応しているという意味で、ネット上では「玄さん」などと呼ばれて親しまれているようだが、2012年5月現在、一部高性能グラボを除いて対応している周辺機器はまだほとんどないらしい。

さて、マザボが決まったところで次はメモリーである。このマザボは DDR3 2200(O.C.) [PC3-17600] までをサポートしているとのことだが、なんのことだかよく分からない。とりあえずぐぐってみると DDR3 と言うのは規格のことでハイフンの後ろの数字はスピードのようなものらしい。(O.C.)は決して中途半端に驚いている時の顔文字ではなく、オーバークロックした時にその値まで対応できるという意味だと思うのだが詳しい事はよく分からない。さらに、[ ] 内の文字は別名らしい(-''-;)。。。←これは顔文字
何はともあれ、詳しい人のブログやら価格.comのクチコミやなんかを読む限り、数字が多少上がっても実感できるほどの効果は期待できず、むしろ全体のメモリー容量を増やした方が、ハードディスクを読みに行く時間が減るので、PC自体のパフォーマンスは上がるだろう、と言うのが一般的な見解のようだ。
で、ネット上の評判と予算を見比べてGeIL社(なぜかeだけ小文字)のBLACK DRAGON GB316GB1600C10DC DDR3 1600[PC3-12800]の8GB2枚セット2つ、このマザボの限界である32GBまで目一杯積むことにした。いわゆる大人買いである。(`◇´)ウケケッ
パッケージもなんとなくカッコイイ♪


メモリーも決まったところで、次にハードディスクだが、最近は磁気記憶ではなくメモリーのようなものに記憶させるフラッシュSSDなるモノがハバをきかせだしたらしい。私がパソコンにそこそこ詳しかった一昔前のいわゆる「シリコンディスク」である(古っ!)。まだまだ高価であまり大容量のものが無かったり、書き換え回数に上限があったり、機種によってはプチフリ(書き込み速度が異常に遅くなりPCが数秒から数分間停止する)があったりするらしいが、こまごまと小技を使えばかなり有用とのことである。また、書き換え回数の件はテンポラリやらページファイルやらをRAMディスクに置けば良い、と言う事も紹介されていた。ここはせっかくメモリーを大人買いして32GBのセレブな容量にするのだから、こいつに物を言わせてRamDiskを併用しつつ、システムドライブは120GBのSSDに決定。機種は、プチフリしないことでそこそこ定評のあるADATAのS510、因みにSATA 6Gb/s(おそらく2倍の転送速度だと勝手に思い込んでいる)である。

ただし、動画やらアプリのCDやらのサイズの大きなファイルを何でもかんでもハードディスクに保存しまくる風潮がある昨今(俺だけ?)、120GBではなんとも心もとないのでHDDも購入することにした。プチフリやら書き込み回数の上限をカバーすることにも役立つかも知れない。
探してみるとこれがまた意外と安い!、3TBの7200回転の6Gb/s(もはや2倍の転送速度に違いないと確信している)が1万4千円台で買える。自分がパソコンにソコソコ詳しかったその昔、いやかなり昔は80MBでも5万円以上してたのに。。。その37.5台分に匹敵する容量でこの値段! これはもう3Tにするしか無い、いや、せざるを得ない。
まあ、今使っているパソコンとは互換性がない(32bit版XPは2.2TB以上は認識しない)のが難点だが、このパソコンはどうせ子供たちに譲るつもりなのでとくに問題はない。

さて、いよいよ注文という段になって、念には念を、でもう一度いろいろ確認してみたところ、電源ユニットを忘れていることに気付いた。危ないところである。確認してよかった。
この年になると自分の短所を理性でカバーできるようになるのだ。(←違っ)

で、まあ容量とケーブル本数がつなぎたい装置分だけあって、後は安定してさえいれば電源ユニットなんてどれも同じようなもの、と思っていたが、これが大間違い。安定しているかどうかは当然の品質で、今や各メーカーが省エネ方面でしのぎを削っているらしい。「80PLUS」と書いてあるのがそれで、リンク先を読んでもよくわからないがどうやら交流から直流に変換するときの効率の良し悪しらしい。
とりあえず80%以上なら80PLUSマークが付けられるようで、一番下のノーマークからブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナとなるに連れて変換効率が上がるらしい。
で、結局手頃なところでGOLDの中でも比較的安かったSUPER FLOWERのSF-850P14XE を選択した。今や性能では日本製を追い抜く勢いの中国製である。

さて、とりあえずここまででどうにかパソコンとしての挙動を呈することは確かだ。そして冒頭にも書いたように、今回のコンセプトはあくまでも演算処理重視である。
とは言え、やはりグラボがないとちょっとさみしい気はする。ぃゃ、決してただ単にパンヤゴルフを綺麗な大画面でスムーズにプレーしたい事だけが理由ではない。このマザボの真骨頂であるLucidLogix Virtu機能を満喫するにはグラボは必須である。かの民主党でさえ、マニュフェストを一切守らず消費税率を引き上げようとしているではないか、こんなアジアの片隅に住む一個人がパソコン購入の基本方針を人知れず変えたところで、誰かの人生が変わったりするであろうか。
と言うことで、とりあえずGEFORCE GTX560ってのを選択した。

これでほぼ完璧にマザボの機能を試せるはずだ・・・一瞬そう思いそうになったが、ふと、このマザボがkの字(インテルCPUでオーバークロックのリミッターが外されている感じのやつ)を意識して設計されていることを思い出した。

オーバークロックとはCPUのクロック周波数を上げて演算速度を早める行為だ。一回の計算にかかる電力はクロック周波数にあまり左右されない、つまり一定時間内の演算回数が多ければ、それだけ高い電圧をかける必要があるということだ。
そして、高い電圧をかけるということは、発熱量もほぼ比例して高くなるということだ。温度が高くなると当然CPUは誤動作を起こし、最終的には熱暴走して停止する。つまり演算速度を上げるためにはそれなりにCPUを冷やす必要がある、ということだ。
そしてインテルCPUには最初からCPUクーラーが付いている。いわゆるリテール版と言われるモノだ。しかし、オーバークロックは侮れない。リテール版クーラーではオーバークロックで発生する大きな熱量を発散させるのは難しいかも知れない。

よって、レビューやなんかで、手頃な値段で比較的冷えるCPUクーラー、ZALMAN CNPS9900MAXなるものを選定したのであった。

つづく。。。

2012年5月29日火曜日

窓辺ななみちゃん

さて、パソコンを買い換える決意を固めたのは先日説明した通りであるが、一口にパソコンと言ってもメーカーも性能も価格も多種多様、何をどう選べばいいものか皆目見当がつかない。ただ「どんなに必要であっても、予算以上のものは買えない。」と言うことだけは胸を張って言える。で、そこはかとなく名言のように聞こえるこの言葉を胸に、15万円の予算を奥さんに稟申したぉぃくんであった。元来安物買いの銭失いを自負してはばからない私からすればまさにキヨブタ(古っ!)と言わざるを得ない。ただ、まあ商売道具となると話は別で要はそいつでガンガン稼いで元が取れればそれでよし、である。


予算が決まったら次はどんなパソコンを買うかだ。十数年前まではイワユル社内SEとしてブィブィ言われていた私であるが、ここ数年は全く違う職種に就いていたため、最近のパソコン事情はほとんど知らない。で、とりあえずウェブで情報収集にイソシムことにした。

まず選定するのはOSだ。といっても基本的にはMicrosoft Windowsしか知らない私にとってはWindowsのどのバージョンにするかと言う選択肢しかない。で、早速webで検索する。しかし、広大なWeb世界の中でわざわざこんな片角の記事を読んでいるあなたなら分かると思うが、御多分にもれずついフラフラと寄り道してしまう。

いつの間にかyoutubeで竹島問題やら尖閣諸島やら石破さんの演説を見てしまっている自分に気づき
「まったくウェブって奴ァなんだっていつもいつもこうなんだ!」
心の中でそう悪態をつく。

「私はそもそも何を調べていたのか・・・」
あえて思い出そうとするでもなく再びリンクをたどり始めた私に、ここで運命的な出会いが訪れる。なんとWindows 7 Ultimate が、通常31,243円前後(2012年5月)するところをなんと!(緊張が続かないので文体変えます) 19,245円そこそこ(2012年5月)で購入できるではないですか!ちなみにUltimateって言うのはProfessionalやなんかより上のやつで、個人レベルで購入する場合の最高峰エディションらしい。

ビル曰く
Windows 7 のすべての用途に対応した強力な最上位エディション
※実際にビルが言ったかどうかは未確認。
なのである。

で、フツーのといったい何が違うかってーと、
  • 内蔵および外付けドライブのBitLocker データ保護!
  • DirectAccessによる社内ネットワークへのシームレスな接続!
  • BranchCache による、支社/支店からのネットワーク上のファイルへのアクセス時間の削減!
  • AppLockerによる無許可ソフトウェアからの防御!
  • 最後に多言語パック!
なのである、って書いてて思ったけど、professionalとの違いは殆ど無いかもしれない・・・。

まあ、いずれにせよどれも使わない様な気がする、てかむしろスキル的に使えません、ぇぇ。

えっと、ちなみにDSP版でUSB3.0PCIe I/Fボードバンドルです。しかもキャンペーン期間中かなんか(←未だによく理解できていない)でキーボードとマウスのセット付き!思わず「買い物かごに入れる」をポチっとやった後すかさず「購入する」をポチっとやっちまったのは言うまでも御座いません。(まったく俺って奴ぁせっかちでいけねえや Ψ(`▽´)Ψ うぇーっははは)

【ご注文しました】
なお、キャンペーンだからか何なのか、このWindows7 Ultimateは他のと少し違ってまして、、、これは大変言い難いことですが、ぢっゎMSらしからぬプロモーションキャラクター【窓辺ななみちゃんエディション】なのである!(*^ω^*)ぽ。 いゃ、決して「窓辺ななみは俺の嫁っ!」とか思っているわけでは断じてございません。あまり否定しすぎるとかえって疑われるけど、それを覚悟の上であえて否定させて頂きます。ただ単に安かったのがたまたま窓辺ななみちゃんだったというに過ぎない。ぃゃ、ホント(滝)

何はともあれ、数日後ななみたん・・・もとい、Windows7 Ultimate とキーボードとマウスとUSB3.0ボードが届いたのでサッソク梱包を解いてみた。
【Win7ウルティメイトのバンドル品USB3.0のPCIeカード】

内箱にオタク系?キャラクターがあってさらにシールつきなのはのは気にしないにしても
【ななみエディションのパッケージと、なぜかシール】

キーボード全面に少女アニメ風キャラクターの浴衣姿はかなり気になる。
【浴衣姿のななみキーボード】

てか、キーボードの文字が見え難い事この上ない。しかも英語キーボードなので微妙にキー配列が違う・・・使いにくい以外の何物でもない ┐(-''-;)┌
【字見辛っ】

仕方なくキーボードだけは今まで使っていたものを、と思ったりしながらもよく見るとキーボードカバーが・・・
【もしやキーボードカバーに?!】

もしやキーボードカバーに絵が描かれているだけか?それなら外してしまえばノーマルな(ただし英語版)キーボードとして使える! と中途半端にホッとしながら、しかし本来キーボードに直接プリントしてこそ日本のIT?技術。それをキーボードカバーに印刷というやっつけ仕事でお茶を濁しているのではないか、もしそうならそれはそれで技術立国日本としては少し残念なことではないか、そんなことを考えながらそっとキーボードカバーを外しttttttttttttttっあ。。。。
【違った・・・残念なのかどうなのか】

日本のIT?技術もまだまだ捨てたもんじゃないぜ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。  (←そっちか!)
てか、むしろこれはななみたんの絵を劣化させないためのカバーか!
それはそれで、世界に誇れる日本のオタク精神を垣間見たぜ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。  (←そっちか!)

閑話休題、自作はこれで三台(代?)目なのでヱヴァ風に言うと弐号機です。ぃゃ、どーでもいーことですが。。。てゆーか、この時点ではまだOSとキーボードとマウスとUSB3.0増設ボードとななみたんしかいらっしゃいません・・・。

2012年5月27日日曜日

自宅パソコン補完計画発動



えー、何から話せばいいやら・・・今年に入って急に忙しくなって休めたのは正月を除けば3日ほど、てゆーかせめて日曜日だけでも休もうと平日徹夜で頑張って、でも日曜日も結局休めないと言う状況で、ここまで異常な状態になると人間価値観も変えられてしまうようで(マインドなんとか?)、なぜか通勤時間ももったいないと感じるようになって、会社に寝袋を持って行き、寝るまで仕事、起きたら仕事と言う日々を送っておりました ・゚・(つД`)・゚・

【SC420の図】
背中が左右に開く仕組みになってます。
ところが会社の方からは、労基の関係なのか「会社で寝泊まりするな、自宅に帰れ」なるお達しが以前から出ており、その割には仕事を断らせてくれもせず「しーんどい、だーるい、ねーむたい。」状況の中、連泊するのも心苦しいので、しぶしぶ帰宅して自宅で仕事を始めようとパソコンを起動させた時のことでした・・・

今自宅で使ってるパソコンは、DELLのSC420と言うサーバー機に無理やりWindowsXPを放り込んだものですが、今から6年ほど前にDELLのキャンペーンが複数、まるで惑星直列のように重なってなんと2万円ちょっとで購入した物です。
【SC420のスペック】
ペン4の2.8Gで、実際は3GにO.C.してます。

しかも、安い割にはPentium4の2.8Gと当時としては結構高性能で、今でもまだまだ十分使えるスペックのハズです。

ところが近頃?のセキュリティソフトやらバックアップソフトは深夜の2時とか3時とか、とにかく一番忙しい時間帯に勝手に動き出すみたいで、おもむろにHDDがガサゴソしだして、ファンが怖いくらいに唸りながら回転数を上げる中、エクセル立ち上げるだけで1分以上待たされてしまう様な反応の遅いSC420君を前に、結局家で仕事をするのを諦めて、始発電車で出勤しました。
 ┐(´∀`)┌

で、その日も1時過ぎに帰宅してから、バックアップやらチェックやらは昼の出勤中にやらせようと色々調べてもみたけど、無料のソフトばっかり使ってるせいか、結局なんやかや調べるために仕事以上に時間がかかるというディレンマに陥った挙句、結局無料バージョンでは時間の指定ができないということが判明しただけ。他にいい手はないものかと、例えばPCの時計を反日遅らせる事も考えましたが、よしんばそうしたとしても、よく考えてみたらウチはオール電化なので昼間の電力は通常より高い!かなり高い! 時間のかかる事は深夜にさせないと結局働くために自腹を切って余分な電気代を出す事になる。これほど本末転倒というか馬鹿らしいことはない。
【いざ、メモリーを4GBへ!ひひひっ】 

それよりパソコンの処理のボトルネックとなっている(と自分で勝手に思い込んでいる)ハードディスクのアクセスを減らすために、、メモリーを目一杯積んで、一時ファイルやなんかをRAMディスクでやらせれば(多分)かなりスピードが上がるはず、と言う事で結局メモリーを増やすことにしました。

SC420は最大メモリー4GB搭載可能です。

メモリースロット4列で4GBと言うことは1GB×4枚買えばOKのハズ。最近のメモリー格段に安い!我がSC420君はECC有りですが、それでも1GBが1枚1,600円4枚で6,400円、二回呑みに行くのを我慢するだけであの苦痛から解放されるハズ(もちろん家で呑むのはOK)。でさっそくアマゾンで購入。当初の256MBのメモリー2枚(512MB)を外して、1GBを4枚差し込みました。

パソコンに火を入れてBIOS画面でまず確認。通常は4GB挿したのだから4GBになってるのは当たり前ですが、このパソコンは元々サーバー機なので結構クセ(別の機会に書く予定ですが)があり、なかなか侮れません。
で、おっかなびっくり確認してみると・・・きっちり4GBを認識してるではないですか!

 【BIOSで4GB認識している!の図】
【Windowsでは3GB前後しか認識していないorz】  
うっしゃーと、Windows XP を起動させてみると、なんとなく起動が早くなったような気がするではありませんか。しかし、落ち着きのなさと同時にクールさも併せ持った俺、ここは念には念を・・・システムのプロパティで確認。通常は4GB挿したのだから・・・(中略)・・・そして彼(そのときの俺のことね)はここでがく然とする。そう、BIOSではあんなにはっきり4GBと表示されていたのにWindowsはどうやら3GB前後しか認識していないらしい。
調べてみるとWindowsXPでは3GBのあたりにドライバ関係がマッピングされるので、通常は3Gより上のアドレスにアクセスできない???
しかもアクセスできないその1GB前後のメモリーに「天使の取り分」なる名称まで付いているくらいこの話はその世界では常識らしい OTL 

グーグルを駆使してかなり調べましたが、なにせマイナーな機種で記事が少ない。そんな中、I-Oデータが出しているRamPhantomなるRAMDISKソフトが「天使の取り分」をさらに横取りしてくれるらしいと言う噂がチラホラ。サイトに行ってみると確かに
 Windows(32ビット)が扱えないメモリー領域を「超高速仮想ディスクドライブ(RAMディスク)」として活用することで、全領域を有効に利用できます。」
と明記されている!

さっそくインストールして設定画面を開いた。さあどうだ!

【だめでした_| ̄|○】 

「OS管理外領域」と言うのが「天使の取り分」のことらしいが、零GBです・・・・゚・(つД`)・゚・

更に調べると、あるサイトに「認識できるPCもあるけど我がSC420ちゃんにはできない。」ということがはっきり書いてありました。最後通告です。何もかも終わりです。再審請求が最高裁で棄却された気分です。ええ。結局約1GBを「天使の取り分」としてあきらめざるを得ませんでした。

「しかしまあ540MBが3GBになったしスピードも3倍になるはず((o(´∀`)o))。」との淡い期待を抱きつつ「1GB(約1600円分)は天使にでもくれてやる。」ときっぷの良いところをさり気なく天使様に見せたのは言うまでもない。(←文体が違うのは気にしない)

性能アップを試す機会はすぐにやって来ました(要するに、自宅で朝方まで仕事をするハメになったと言うことね)。 ところがOSの起動にしてもアプリの起動にしても、目を見張るような劇的な改善はなく、気分的になんとなく早くなったような気がする程度。バックアップ中はエクセルが立ち上がるのにやはり1分前後かかります。この時は仕方なくバックアップを止めて仕事をしたけど、毎回バックアップやチェックを止めるとそもそも、それをする意味がありません。

で、結局「夜中に家で古いパソコンで仕事をするな」との経験値を得たなぉぃくんは、結論として時間ができたら新しいPCを買う事に決めたのであった。ちゃんちゃん。

2012年5月1日火曜日

Dell SC420 に Windows XP 【ほとんど個人的なメモ】


自宅で使ってるPCはDELLのサーバー機SC420と言うヤツでその昔キャンペーンがまるで惑星直列のように重なった結果、確か2万3千円くらいで購入したのは昨日書いた通りであるが、値段の割には当時としてはソコソコの性能だった様な気がする。まあ、サーバー機なので普通のPCとして使うにはいろいろメンドーなところもあったけど、それはそれで「この娘には俺でないとダメ」的な優越感を伴う共依存の関係が成立してた様な、してなかったような・・・


【DELL製サーバー機SC420】

で、ワケあって新しいパソコンを買う事にしたので、これを子供用に流用する予定だが、ソフト的にもいろいろいじくり倒しているからクリーンインストールすることにした。
ところがこのSC420は元来サーバー機、サポートされているOSはWindows Server 2003とLinuxのサーバー版のみで、Windows XP は当然サポート対象外。冒頭にも書いたように、もちろんすんなりは入らず思い出すのもいやなくらい苦労した記憶が・・・
【画像使い回し御免】

ということで、当時のメモやら何やらを、まだPCが動く間にとりあえず忘備録としてまとめておくことにする。

■Windows XP のインストール方法

1.WindowsXPインストール
とりあえず通常通りCDからインストールする。
この時、エラーやメッセージが出ても構わず、強引に進む。
マシンについてくるインストール用CDは使わない。
2.BIOSを最新版(2012年4月現在A02)に上げる(実施済み)
ファイルがない場合はデルのサイトから「sc420 bios ダウンロード」で検索
DLした「sc420a02.exe」を実行
3.LAN(BROADCOM BCM5751)ドライバをインストール
broadcomサイトで「5751」で検索、出てこない場合は
Download→Download Driversと進めて「5751」でページ内検索
「Windows Vista (32 bit)」を選択(32bit版はどれも同じもの)
DL後「win_vista_2k8_32-〇〇〇〇.zip」を解凍してインストール。
4.チップセットドライバをインストール
ファイルがない場合はIntelのサイトからDL
「E7221 Chipset」で検索、DL後「infinst_autol.exe」を実行
5.SVGA用ドライバをインストール
ファイルがない場合はDELLのサイトからDL
DELLサイトで「R82265」で検索、DL後「R82265.EXE」を実行
6.神ドライバのインストール
  オンボードのグラフィックを使う場合は上の方法より
神ドライバを使う方がいい?らしい。
から「SoftGMA005.zip」をDLしてインストール
7.ファンコントローラーのインストール
上記のサイトから「fancon005.zip」をDLしてインストール
8.メモリのレイテンシ表示プログラム
神ドライバのDLページからShowLat.zipをDLして実行

■PCI Express×8→×16に改造【良い子はまねをしないように!】

カッターナイフで仕切りを切り取る。潔さが肝。以上。

■モニターデバイスを無効にしてしまった場合の対処方法
ここの449410


■怖くてできないこと
1.LANドライバーを「NetXtreme 57xx」の最新ドライバーにする。

2.ECCメモリーのnonECC化
ここの【1186】様


> 【1186】「DELLのサーバSC420のメモリーSPD書き換え」の備忘録
>
> DELLサーバSC420お持ちの特定のみなさま
>
> SC420の調子はいかがでしょうか?当方では、まだうるさくありませんが、これだけ
> 天候の良い日が続き、気温が上がってくるとSC420が発進しないかびくびくしている
> 今日この頃です。
>
> ところで巷の「神ドライバ」は導入されましたでしょうか?
> それともPCI-Expressの仕切りをガリガリしてグラフィックカード導入されたのでしょうか?
> 前者の方には、難易度は高いですがDDR2メモリーSPD書き換えをぜひお勧めします。
>
> EECメモリーですと「神ドライバ」でD3D関係がハングアップするのに対し、nonECCメモリー
> ですとまったく問題なく全ての機能が使えます。
>
> 一応「Micron製」と「Samsung製」の双方のメモリーともSPD書き換えて、nonECC化、
> DDR2-400からDDR-533にメモリーオーバークロックに成功しましたのでご報告と備忘録
> をかねて書き込みします。
>
> メモリーがどこの製造かは、当方ではEverest home editionで確認しました。
> SPDもECCの400 3-3-3-9ということが分かると思います。
>
> 当方のキムチ製のメモリ(256M)×2のSPDはインターネット上から落としてきた
> ものと同じでありましたのでこいつを参考に書き換えます。
> マイクロンの方は、512M×2のSPDは、同様にマイクロンのHPからたどって
> 落としてきました。
> http://pasoj.tokushima.med.or.jp/~okabe/doc/samsung.pdf 
> http://pasoj.tokushima.med.or.jp/~okabe/doc/maicron.pdf 
>
> まず141神が作られたSPD書き換えツールをダウンロードしてください。
> http://www35.tok2.com/home/xcrosgs2wy/bin/SEdit001.lzh 
>
> StirlingやFoxbeのようなバイナリーエディターも必要です。
>
> SPD書き換えツールは、DOS(プロンプト)上でないと動きませんので
> 「スタート」-「プログラム」-「アクセサリ」-「コマンドプロンプト」
> から書き換えツールのフォルダーに移動後
> (たとえばD:\spdeditに書き換えツールを解凍したとすると
> まず「d:」でドライブDに移動、「cd spdedit」でspdeditのフォルダーに
> 移動します。フォルダー内のファイルの名前は「dir」すれば
> 分かります。あくまでも「ls」でありませんのでお間違えなく。
> dos時代から使っている方にとっては意味のない書き込みですが…)
>
> まずDIMM1内のSPDをspd1.txtという名前で吸い出します。
> spdeditor -r DIMM1 spd1.txt
>
> このspd1.txtをバイナリーエディターで書き換えます。
> (上のsamsung.pdfやmaicron.pdfを参考にしてください。)
> ECCの所(11バイト目)を02→00にすることと、DDR2-400から
> DDR2-533のデータに置き換えます。
> 大事なのは、63バイト目(3Fバイト)が0~62バイト目の総和の下2桁
> になっていることです。
> 当方では、面倒ですが、「アクセサリ」内の電卓を関数電卓モード
> にして16進数そのまま0~62バイト目までを合計してチェックサム
> を計算しました。これがまちがえていると立ち上がらなくなる
> 可能性が非常に高く一番の難関です。
>
> 何回か計算してチェックサムが間違っていないことを確認後
> バイナリーエディターで書き込み確定。
> spdeditor -w DIMM1 spd1.txt
> spdeditor -c DIMM1 spd1.txt
> でメモリ内のSPDを書き込み+確認
>
> (メモリーが一個しか刺さっていない場合ここで終わりです。
> 再起動してください。2個以上ある場合は、ここで焦って再起動しないこと。
> 全てのDIMMを書き換えないとECCなしと有りのメモリーの混在となりエラーが
> 出て立ち上がらなくなります。私の環境では2ヶのDDR2メモリありです。)
>
> 同様にDIMM2の方も同じように書き換えて、再起動します。
> F2を押してBIOSでメモリーがDDR2-533で認識されていれば
> 完成です。
>
> Everestでも一応確認できればOKです。
>
> 難易度は高いですが、神グラフィックドライバが完全に使えるようになる
> 上に、メモリのオーバークロックもでき、速度も上がります。
>
> 2chハードウエア版【サーバ】 DELL PowerEdgeシリーズ 【鯖】スレッドの
> 「114 ◆xcrOSgS2wY 神」の無償の献身的努力に感謝すると共に、ここまで遊ばせる
> きっかけを与えていただきました75%引きの超お買い得サーバを決定されました
> (株)DELLの中の方には大変ありがたいと感謝感激する次第であります。