2012年6月17日日曜日

パソコン弐号機購入(その5)


さて、CPUとクーラー(リテール版)を取り付け、次はいよいよディスクドライブである。
システムドライブはSSD120GB、 ADATA製のS510(SATA 6Gb/s)だ。しつこいようだが転送速度は今使っているパソコンの SATA 3Gb/s の2倍に違いないと、自分の中ではもはや疑う余地すらない心理状態である。

しかし、持った感じがヤケに軽いのが気になる・・・・大丈夫なのか・・・イチモ、ぁぃゃ一抹の不安が脳裏をよぎるが、案ずるより産むが易し(←微妙に誤用?) 取り敢えずケースから出してみよう。

内容物はSSD本体、3,5''ベイ用のアルミニウム製マウンタ、取説、ビス類と、ありきたりの内容ではあるが、取り敢えずマウンタがあるのは嬉しい。

前述の通り筐体が無いのに、なぜ?と思われるかも知れないが、筐体がなければSSDは当然テーブルか棚か床に直置きとなる。
私の部屋はおおよそ電子部品にとって優しいと言える環境ではない。塵埃の類ならまだしも、場合によっては金屑や針金など、電子部品にとって非常に危険なトラップ系アイテムがてんこ盛りだ。ここに設置されるにあたり、彼ら電子部品たちには願わくばそれらから身を守るための何かが必要なのだ。そしてマウンタがあればわざわざそれを探したり作ったりする必要もない、むしろ筐体がないからこそマウンタがありがたいのだ。

さて、SSD本体をマウンタに取り付けるだけでは当然つながらない。で、肝心のケーブルをどこに接続すればいいのかとマザボに目をやると、それらしい端子が並んでいる。右の方にSATA6GB_1 ~_4 までの文字が見て取れ、残りの端子は3Gと記載されている事から、どうやら6GB/sに対応しているのは右の4つであることはほぼ間違いない。そこまでは私にでも分かる。
しかし、では、この4つの内のいったいどれに繋げば一番速いのか、それともどれにつないでも同じなのか、ここが問題だ。。。

マニュアルにざっと目を通してみると、画像右端のネイビーブルーの端子が「Marvell」、その左隣りの白い端子(、マニュアルではグレーと表記されている)が「Intel」だそうだ。「Intel」がメーカー名であることから、恐らく「Marvell」もそうであろうことくらいは想像に難くないが、素人の私には余り馴染みのない名前ではある。で、取り敢えずは安全策?と言う事で、大きな勘違いをしている危険性があることには目をつむりIntellの端子へ繋いでみることにした。
さて、ここで再び選択肢だ。マザボに付属のケーブルにはプラグ部分が白いタイプ黒いタイプの2種類ある。果たしていったいどちらに繋いだ方が速いのか、それともどちらでも同じなのか。。。はたまた間違えた方に繋ぐと認識しなかったり、最悪の場合は故障したりするのかしないのか。。。しかも、コネクタの片側は先っぽが直角に折れ曲がっているぞ。。。(-''-;)
マニュアルを見ても記載は無さそうだ。この程度の事は常識的に判断しろと言わんばかりではないか。しかし、PC今浦島な私には当然最近のPCについての常識など無い
で、必然的に根気よくあれこれ調べるハメになるのだが、そうしている内にふと、黒い方のケーブルのプラグ部分に、老眼の初期症状が認められる私の目でかろうじて判読できる程度の文字で、ASAPと刻印されている。ただ、これだけではこのケーブルが6Gに対応しているかどうか分からない。

てか、そもそもASAPって何? 以前勤めていた会社の設計担当に「あさピー」なる変わり者はいたが・・・そう言えば、ASAPなる略号?を「できるだけ早く」みたいな意味で使う種類の人たちもいたりする。気取った感じだが、さてはこのケーブルを作った人たちもその一味で「転送速度をできるだけ早く (速く?) 行おうと頑張るケーブル!」的な思いが込められているのかも知れない。← (ヾノ・∀・`)ナイナイ




思い悩んでいてもしかたがない。案ずるより(以下略)今度はもう一方の白い方に目をやってみる。と、そこにはこれまた老眼・・・【中略】・・・分かる程度のサイズで、しかしはっきりと「SATA6GB/s」と刻印?されている。
何が違うのかはさておき、ここまでさり気なく親切に記載されているのだ。せっかくだからお言葉に甘えさせて頂くとしよう。これでダメなら差し替えるだけだ。壊れたら壊れた時、ここは思いっきりが・・・と言うほど大した事ではないか・・・。
えー、まさかこれを読んで接続方法の参考にする人などいないとは思うが(←ほんと、やめてください)、後でダメだった時の為にまとめておくと、取り敢えず白い方のケーブルSSDとマザボの白っぽいコネクタとの接続に、黒いケーブルは3TBのハードディスクとマザボの水色のコネクタに繋いでみた。

で、ケーブルの端が直角になってる側をマザボとSSDのどちらにつなぐかという問題だが、これはマザボ側のジャックが2階建て?構造なので、ここに直角タイプをつなげてしまうと下の段が使えなくなる。よって必然的にSSD側につなぐこととなった。
こういう時に使う慣用句の様なモノが思い浮かばない・・・習うより慣れろ・・・少し違う、聞くは一時の・・・更に離れたか・・・まあそのうち出てくるだろう。

因みに、マザボ、ケーブル、そして前述のマウンタに取り付けたSSDを全部つなげるとこんな感じだ。

SSDは、前述の通りケーブルがコネクタから直角に真下に出ているため、コネクタ側が宙に浮いてしまう。当初イメージしていた「直置き」とは少し違うが、そこはかとなく微妙なお茶目感を醸し出していて、まあこれも一興というものだ。

そうだ、思い出した。慣用句。 案ずるより産むが易し・・・うーん(ーー;)・・・確かにこれだが、何かしっくり来ない。無駄に慣用句を使うのはやめよう。

マザボに繋げられそうなめぼしいモノは、あとUSB3の端子と電源ユニットくらいだろうか。
先ずはUSB3端子を繋いで見ることにしよう。

しかし、ここでまた一つ問題が発生した。マザボについてきたUSB3コネクタはリアスロット用のブラケットである。。。ケースのない状態で、こいつを一体何のどこに固定すればいいというのだ。。。取り敢えずぶら下げておくか。。。。こういうのを世間では「問題の先送り」と言うのかもしれない。

ぉぃくんが問題を一つ先送りした。経験値が1下がった、そんな気分だ。

さて、次はハードディスク・・・と行きたいところだが、まず待てまず待て、ここは一つ落ち着こうではないか。急いては事をし損じる、だ。
また無駄に慣用句を使った気もするが、まずはSSDだけでOSをセットアップして、しばらく様子を見る。そうした方が不具合が出た場合の問題の切り分けが楽だからだ。
このあたりは20年前にSEっぽい事をしていた経験が活かされる数少ないシチュエーションの一つだ。

よって、次はいよいよ電源ユニットだ、誰も期待はしていないと思うが、さりげなく次回予告をして、今日の所はこの辺で筆を置くとしよう。

パソコン弐号機購入(その4)

さて、運命の岐路をケース無しの方向に進むことにした私は、何かを決意したかのようにおもむろにCPU、intel i7-2700K を取り出した。左のちっこい方がそれだ。
因みに右のでかいのはリテール版(製品付属の純正部品)のクーラーである。もちろんCPUクーラーはこれとは別に製品版を購入しているが、取り替える前にこいつでいったいどの程度CPUの発熱を抑えられるか、CPUの温度を上げるプログラム、たとえば Super pi とか 午後のコ~ダ の 耐久ベンチ あたりで、熱平衡状態になるまで稼動させて試してみるのも一興であるし、製品版に交換したときの有り難みも実感できるというものだ。


さて、何度か書いているが、もう十年以上パソコンから遠ざかっている私だが、そんな今浦島な私にとって、CPUの底に針状の突起がないことは結構センセーショナルな現実だった。端子が全部ぺったんこなのだ。てか、むしろなぜ最初からこうしなかったのか! 最初っからこうしてくれてさえいれば・・・そうあれは今から十数年前・・・差し込む時に端子を曲げてしまって愕然とすることもなかったし、その後イヤな汗をかきながら爪楊枝でそっとピンを修正する羽目にもならなかったと言うのに・・・。

まあ、済んだことを今更とやかく言っても始まらない。時間の無駄である。そう自分に言い聞かせつつマザボのソケットに目をやる。

こっちは差し込む必要がない以外は往年のセット方法と同じだ。このあたりは何も変わっていない。冷静さを取り戻しつつCPUをそっとソケットに固定してみる。

当たり前だが、ぴったりだ。もちろんピンを曲げてしまう心配もない。この当たり前の安心感はおそらく本当の地獄を味わった者だけにしか分からないだろう。













最後に、リテール版クーラーをセットする。
見たところ樹脂製のピンを差し込むだけの様だが、どんなに単純に思える作業でも、いや、それが単純であればあるほど、掘られた落とし穴は深いと言うことを経験的に学んでいる私にとって、念のために説明書の当該箇所を確認するのはごく自然な行動であろう。
・・・ふっふっふっ、思った通りだ。最後にピンの頭を回転させて固定すると書いてある。これに気がつかず、危うくそのまま使って人生を棒に振る人々はおそらく後を絶つまい。ふぅーっ、くわばらくわばら・・・。
仕上げは、ファンの電源ケーブルをマザボのCPU_FAN端子に繋いで終わりだ。


 さて、次はメモリーだ。GeIL社製の BLACK DRAGON PC3 12800 8GB、名前からして、凄そうではないか。しかもそれを大人買いした4枚である。箱から取り出すと、金色の塗料で表面になにやらデザインが施されている。

ブラックドラゴンなだけに、よく見ると龍である。

とりあえずは、かっけぇーっ。

ただ・・・、いや、かっけぇーのは確かだ。しかし・・・通常は暗いケースの中で、主役であるCPUの隣に脇役として目立たず控えめに、ひっそりとたたずむべき立場のメモリーに、こんなデザインを施す必要があるのか。
さては、私のようなケース不要論者達へのサービスか。。。そうだ、そうに決まっている。

根拠のない自信に背中を押されるような錯覚に陥りながら、何はともあれ8G4枚をすべて差し込んでみた。

何度も書くが・・・いや、何度でも書くが、大人買いしたメモリーは圧巻だ、いや荘厳とさえ言える。これをケースで隠してしまうなんてもったいない気さえする。ここでもケース不要論の正しさが証明された分けだ。

ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、

2012年6月15日金曜日

パソコン弐号機購入(その3)

パーツがすべて揃ったところで早速組み立ててみよう。
とその前に静電気対策。これを怠ったがために高価な電子部品をジャンクにしてしまった例を以前どこかのブログで読んだことがある。ジャンクにならないまでも、パソコンの調子がどことなく悪くなる度に、原因の切り分けで毎回ハードの静電気による不具合を意識してしまうことになる。メンタルな面で非常に負荷がかかるのである。

まあ、静電気対策といっても大したことはしない。ジャージや靴下やらとにかく帯電しやすい衣類を脱いで(できれば裸かパンイチになって)、水道で手を洗ってくるだけだ。もちろんその後しっかり水気をぬぐうのは言わずもがなである。



静電気対策が終わったところで、まずは土台となるマザボを箱から慎重に取り出してみた。ブルーが基調のなかなか精悍なフォルムではないか。
中央にはLGA1155のCPUソケット、その右に最大32GBのキャパを誇るメモリスロット、左側にはPCIeスロットを始めとする拡張スロット群が荘厳に並ぶ。




付属品はSATA 3ケーブル☓2、SATA6ケーブル☓2、SLIブリッジコネクター?、スイッチ類コネクタ用アタッチメント、リアコネクタ用のカバー、リアスロット用のUSB3ブラケット、マニュアル、そしてサポートCDだ。

手前に目をやるとASUSのロゴが目も鮮やかな、おそらくはオンボードGPUのヒートシンク。まるで新車のようにフィルムが貼られたままだ。たまに買ったばかりの品物のフィルムを剥がさず大事に?使う人がいるが、私はこういうのはとっとと剥がすタイプだ。
グラフィックカードPalit NE5X56001142-1140F も同時購入したが、暫くの間は、このオンボードブラフィクスのみで動画やら3Dゲームやらに興じながら、一体どの程度まで実用に耐え得るか試してみるつもりだ。


オンボードグラフィックスのすぐ右には SATA 6Gb/s の刻印が見える。転送速度は今使っているパソコンの SATA 3Gb/s の2倍だと、自分の中ではもはや確信して疑う余地すらない(勘違いしてたらごめんなさい)。こいつが120GBのSSDと3TBのHDD(もちろん双方とも6Gb/s対応)の性能を余すところ無く引き出してくれるに違いない。そんなことを考えながら、気味の悪い薄ら笑いを浮かべている自分に気づいた。






他にも見慣れないがきっと素晴らしい機能に違いないと思われる数々の刻印が・・・おそらく今私はかなりうっとりしているに違いない。それはもう他人様はおろか家族にさえとても見せられないくらいにだ・・・駄目だ・・・やばい・・・


(人´∀`).☆.。.:*・゚


私はそっとマザボに手を伸ばし、人差し指でそのヒートシンクの神々しいまでに洗練された曲線をツーとなぞりながら、二の腕に鳥肌がボワボワ立ちまくるのを感じた・・・もはや自分で自分がキモい

さて、賢明な皆さんならすでにお気づきのことと思うが、これまで私はあえてケースについては一切触れてこなかった。実は購入時には全くケースのことなど考えていなかった。いや考えていなかったというのはこの場合妥当ではない。最初っから買うつもりなどなかったと言った方がより的確な表現であろう。
だいたい、ケースがあるからケースファンが必要だし、ケースがあるからエアフローを考慮してケース内のパーツの配置やフィン、果てはケースないファンなども考える必要が出てくる。ケースがなければすべて解決するではないか。

では、この愛すべきマザボを、いったい何のどこに固定すればいいと言う疑問が残るだろうが、半世紀近くもヒトと言うものをやらされていると、多少の細かいことなどは大して気にならなくなってくるもので、とりあえずは机の上で組む予定にしている。・・・え、ホコリ対策? だいたいホコリについてもケースがあり、ケースファンを回すから吹き溜まるのだ。ケースもケースファンもなければ、おそらく茶の間の卓袱台の上程度のホコリの量しか溜まらないはずだ。ましてや世の中にはホコリ除けになる様なものなどいくらでもある。
【もうすぐ子供の物になる予定の今のPC】


ここ十年ほどでめまぐるしい発展を遂げたパソコンに引き替え、私はというと財務分析やらデータ分析やらの日常ほとんど使うことのなさそうな知識ばかりが培われ、今に至っては構造計算などという、非常にマイノリティな業務に従事している。そんな私ごときが恐れ多くも最新の、しかもどちらかと言うとたぶん高性能な部類に入るパソコンの自作にチャレンジするのである。一筋縄ではいかないのは想像に難くない。試行錯誤の繰り返しになることは火を見るより明らかだ。おそらく設定を変えては戻し、パーツをつけては外しの繰り返しになるだろう。そもそも、今使ってるこの使い慣れたパソコン【左図参照】でさえ、ケースはいつも開けっ放しである。





それならいっそケースなどない方がずっと潔いではないか。

ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、


つづく

2012年6月9日土曜日

パソコン弐号機購入(その2)

さて、注文した品が届いたわけだが、通常このような場合は

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

と言うリアンションでいいのか。

まあとにかく北、いや、来た。

早速梱包のダンボールを開けてみると、蟻の這い出る隙もないほどびっしりと、まるで精巧な組み木細工のような風情を醸し出しているではないか。いわゆるすりきり一杯、東北で言うところの「もっきり」である。

読んでいるヒトにはどうでもいいことかもしれないが、一応説明すると、下の表のイッサイガッサイをドスパラで一括注文、合計117,410円のお買い上げとなるわけだが、ドスパラポイント(正式名は知らない)1,175円分が漏れ無く付いて来るので差し引き116,235円の出費である・・・ハァ。
窓辺ななみちゃん・・・もといOS(Windows 7 Ultimate)が19,245円ソコソコだったので、合計135,480円ソコソコ、まあ奥様に稟申させて頂いた15万円の予算は余裕でクリアできている・・・というか、後14,520円何か買えるぞ! ψ(`∇´)ψウケケッ


ドスパラで購入した品目
品名 モデル 単価 数量 金額
電源装置 CENTURY Super Flower-850P14XE 14,980 1 14,980
CPUクーラー ZALMAN CNPS9900MAXB 6,570 1 6,570
CPU Intel Core i7-2700K BOX 26,980 1 26,980
グラフィックカード Palit NE5X56001142-1140F 15,990 1 15,990
HDD(内蔵) SEAGATE ST3000DM001 14,480 1 14,480
SSD ADT S510 AS510S3-120GM-C 10,470 1 10,470
メモリ Geil Black GB316GB1600C10DC 12,480 2 24,960
ゲームパッド ロジクール Rumble Gamepad F510 2,980 1 2,980
ポイント ドスパラポイント -1,175 1 -1,175
合      計 116,235



で、ここからはさらに読んでいるヒトにはどうでもいいことだが、早速ダンボールから取り出してみた。
まずはCPU、インテルi7-2700Kである。クアッドコア8スレッド3.5GHzインテル製のパソコン用CPUの中でも比較的ハイエンドな部類なだけあり、さすがにソコハカとなく風格のあるファサードではある。ただ、パッケージの印象からはあまりスピード感が感じられないのは私だけであろうか。
まあ、「ハイエンドな」と言う形容詞に「比較的」と言う副詞が付くことに違和感を唱える方がいるかどうかは知る由もないが。。。












さて、次にマザボだ。
色々と規格をクリアしたり何かを受賞したっぽいマークが並んでいる。さながら実績を残した軍人の胸に並ぶ勲章の数々といったところか。「源さん」の字が少し眩しい様に見えるのは気のせいであろうか。

このマザボは、基本的な性能はもとより、オバクロ(オーバークロックの俺様流略語)に関する自由度と耐久性と言うポテンシャルに期待をかけたいところだ。






そして大人買い(8GB☓4枚)したメモリー。
BLACK DRAGON と言うだけあって、パッケージに印刷されている黒い龍のシルエットが渋い。
これを眺めていると、もしかするとメモリーは性能よりかっこ良さで選ぶ時代になりつつあるのではないか、と言った錯覚にさえ陥りそうになる。










SSDはADATAのs510。画像では伝わらないのが残念だが、驚くほど軽い。ぃゃ、軽いとは想像していたが、本当に商品が入っているのか、と少し不安になるくらいの軽さだ。
HDDと比べた時の、その圧倒的な読み出し速度(と想像している)とは裏腹に、パッケージはそこはかとなく落ち着いた面持ちだ。幼い頃から感受性の強い子だと言われて来た私(←嘘っ)は、内に秘めた何かをひた隠す為に努めて平静を装っている様にも見えなくはない。
というか、現時点ではまだただの外観レポートで、そのくらいの事しか書くことがないだけなのだが、わざわざこんな辺境のブログを読みに来ていただいている方には心苦しい限りである。



さて、次はHDDだが、こちらはパッケージではなくいわゆるプチプチに包まれてそのまま梱包されていた。少し大きめのプチプチなのでさしずめブチブチといったとろこか、、、とナニゲに昭和な記述をしてみる。(再三申し訳ございませぬ。)
スピードでこそSSDには太刀打ち出来ないが(←たぶん)、その3.0TBの大容量は動画やらなんやらを保存するのにも暫くの間は全く容量を気にせずに済みそうだ。たとえ二十何時間テレビを高画質で録画しようと、きっとそよ風のようなものに違いない。







内袋には「シーゲイト正規代理店保証」のシールが貼付されている。言葉の響きから想像するに、保証内容がメーカー保証ではなく、代理店保証と言うような意味ではないかと思うが、正確なところはよく分かっていないい。とりあえず、こいつをSSD(システムドライブ)のバックアップと、静止画、動画、音楽ファイルなどの保存用として使うつもりである。









次に電源ユニットである。
すりきり一杯にもっきりと詰め込まれていたダンボール箱の中で一際目立ち、まるで満員電車に横綱が乗っているかのように最も容積を専有していたのがこの電源ユニット
噂ではあの「青色発光ダイオード」により、四方八方にライトブルーの光を放ちまくるらしい。灯を入れるのが楽しみである。









電源ユニットの次に容量を占めていたのがこのザルマンのCPUクーラー。もちろんCPUにもリテール版クーラーが同梱されてはいるが、なにしろCPUはKの字付きで上限知らずのi7-2700Kである。しかもマザボはその性能を(たぶん)ふんだんに引き出すP8Z68-V PRO/GEN3と来た日にゃオバクロ(オーバークロックの俺様流略語)した時の発熱量たるや新型インフルエンザの比ではないだろうと睨んでいる。

ただし、私は最初から装着したりはしない。まずはCPUに付属のリテール版クーラーを使うのも一興と言うものだ。スーパーπか何かのベンチマーでCPUに高負荷をかけて、一体どの程度まで温度が上がるのかを冷静に、いや、冷徹に観察したい・・・ヒヒッ・・・ どうだ、熱いか、だったら熱いと言ってろ・・・

そしておもむろにこいつに換装する。・・・ヒヒッ・・・今度はどうだ、涼しいのか、嬉しそうな顔(以下自粛) で、じっくりとこいつのアリガタミを噛み締める作戦である。ふっふっふっ・・・。


さて、いつのまにやら性能より箱の大きさにテーマが移りつつあるが、そういう意味ではこいつの大きさも意外と侮れない。
ンビディア(←読み方知らず) GE FORCE GTX 560。
VGA、HDMI、そしてデュアルDVI。
ただし前出のCPUクーラー同様、私は最初から装着したりはしない。ふっふっふ。一応マザボにもおまけのGPUが付いているのだ。最初はそれを使うのも一興と言うものだ。FF XIVか何かのベンチマーでGPUに高負荷をかけて、一体どの程度実用に耐えるのかを冷静に、いや、冷徹に観察したい。


そしておもむろにこいつを装着する。で、じっくりとこいつのアリガタミを噛み締める作戦である、とプチデジャヴュなレポートで恐縮する。




えー、最後になったが、「ゲームなどしない」などと豪語しておきながらゲームパッドをこっそり忍ばせているのは内緒である。

まあ、これについては多くは語るまい・・・。

次回はいよいよ組立について報告する予定である。