2018年11月30日金曜日

ママチャリで阪奈道路登頂

『キタカワチパスファインダー号8MT』(←ママチャリ)で阪奈道路登頂にチャレンジしました。
阪奈道路はほとんど信号がないので自動車はかなりのスピードを出しています。
画像は麓から1km地点。バイク店RSタイチの前ですが、ここまでは歩道が有ったので、歩道通行をしていましたが、この先で歩道は途切れて1方通行2車線の、見た目が高速道路な道に変わります。

そしてこの時点では、そもそも阪奈道路がチャリンコ通行可だと言い切る自信がありませんでした。自動車専用道路や自転車通行禁止などの標識は見かけませんでしたが、単に見落としているだけかも知れず、またこの時は自分以外に自転車で通行している人を見かけていなかった事も不安感を煽っていました。(後で調べたところ阪奈道路は自転車でも歩行者でも、多分でも通行可です。下調べもせず行動してしまうお茶目なぉぃくんでした)
さて、とりあえず歩道が途切れる50m程手前にいい頃合いの横道が有ります。スマホの地図で確認すると上の方で再び阪奈道路に合流しているではないですか。(これまた後で調べたところ古堤街道と言う由緒ある旧街道とのことです)
てことで、とりあえずこちらに進路変更することにしました。スタートからいきなりタイトルに偽り有りになっちまう件について、この場を借りて陳謝申し上げます。
地図 横道入り口
















しかしこの旧街道、予想外に結構な斜度でした。阪奈道路は7~8度程度との事ですが、こちらはきついところでは多分10度を超える(←独断的な推定)のではないかと思われる勾配です。チャリンコ歴(コマなし)約50年とは言え、ロードバイクやらマウンテンバイクなんか唯の一度も乗ったことがなく、ほぼママチャリ一筋で生きてきた私の貧弱な脚力と持久力など、たかが知れてます。無着陸(足を付かずに)登頂を達成(この時決めた)するためにはここで敢えて無理はしません
何のためにママチャリを内装8段変速に改造したのか、いよいよその真価が問われる時です。1速で地味ーに漕ぎ続けます。たまに立ち漕ぎ(ダンシングではなく)を入れますが、これはスピードを上げるためではなく、単に座り漕ぎを続けているとものすごく太ももが辛~いためです(><)
ただし1速のままだと軽過ぎるので立ち漕ぎは2速です。流石内装変速機、クライム中のギアチェンジ実にスムースです。ただしこれはこれで、脚は多少楽な気がしますが、代わりに息が切れます。なのでまた座り漕ぎに切り替えます。ゴールまでこれの繰り返しです。
途中で「しゃぶしゃぶ食べ放題」の店がありましたが入り口は立入禁止っぽくなってて、営業してなさそうです。後で調べたところ、豪雨で土砂災害に遭われたとのことですが、画像を収めるために思わずチャリンコを降りてしまいました。この瞬間、無着陸登頂の夢は露と消えたのでした。早っ!

土砂災害に見舞われて休業中の「はや山荘」


お店の方は結構な被害だったようで『こんなところ常識的には自動車でしか来られへんし、多分飲酒運転の罰則が厳しなった頃から業績が悪化して廃業したんやろなぁ・・・。』などと失礼極まりない決めつけをしてしまい誠に申し訳ありませんでした。謹んでお見舞い申し上げるとと共に、一刻も早い営業再開を願っております。



阪奈道路に再合流し、2km程登ったところです。
合流点からはしばらく歩道と言うか、ガードレールの外側(←車道から見て)を走ることができたので比較的安全でしたが、1km程登った辺りから再び歩道が無くなります。後ろからくる大型トラックやなんかが結構怖いです。
阪奈道路に戻ってかなり登ったところ















ようやく阪奈道路の一番高い所にある、信貴スカ入り口の交差点に到着です。
その昔料金所のあった、かつてのライダーパークタイチのオフロードレース場へと続く道の辺りです。
麓から小一時間かかりました。
阪奈道路最高点









因みに、荷台の筒には万一の時用の工具とパンク修理セットが入ってます。
本当はクランクの根本に付けたドリンクホルダー(ボトルケージ?)に入れるつもりだったのですが、と言うか、むしろそのためにボトルケージを後買いしたのですが、誠に遺憾ながら、実際使ってみるとゆるゆるで歩道の段差ですぐに落下するので、ママチャリならではの措置として、ゴム紐でリアキャリアに括り付けてます。
筒の中身















ゴムのりとパッチがあるにも拘わらず空気入れが無いことにお気づきの方がいらっしゃるかと思いますが、代替(だいたい)品として炭酸ボンベに仏式バルブや米式バルブが付けられるグッズに手を加えて、英式バルブもくっ付く様にした魔法のアイテムが入っています。
ボンベは丁度自宅用ビールサーバーのカートリッジを少し大きくした様な感じです。
空気入れの代わりの炭酸ボンベと英式アタッチメント
因みに水分補給、いわゆるハイドレーションっちゅーやつですが、水袋からチューブでちびちびと呑みます。一気に飲むと頻尿になるので。
あ、決してアルコールではなく浄水器でろ過した水道水です。スポーツドリンクはなぜか持久力のいる運動で飲むと、私の場合かえって体調が悪くなったりするので。
バックパックの肩紐のところにそれらしい通し穴があるのでそこから引っ張り出してます。
飲料水
帰りは阪奈道路の下りはもっと怖いし、横道下り車線からは入れないし、かと言って上り車線を逆行する勇気もないしで、結局稜線沿いの道路を清滝峠まで降りて、国道163号線沿いに帰る事にしました。
で、とりあえず清滝峠の頂上の交差点まで下ってきました。

ここから国道163の側道を一気にダウンヒル。
帰りは清滝峠から













スマホのスピードメーターをみると50km/h近く出てました。気持ちいいやら怖いやら・・・
最高速度
中野ランプまで降りてきました。
考えていた以上に素人にとっては非常に過酷なルートでした。
お疲れ様、キタカワチパスファインダー号8MT、そしておいらの太もも。。。
中野ランプにて
最高高度は328mでした。
最高高度
スマホのアプリで記録した今回ルートです。
(自宅方面は削除してます)
今回ルート

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