2014年8月1日金曜日

パソコン弐号機購入(その13)

さて、この回からは「だ、である調」に疲れたので「です、ます調」に変更します。

で、ここからは簀子(すのこ)の自作です。
マザボと拡張カード固定枠にピッタリの簀子を自作します。


まず、マザボのボルト位置を計測してCAD化してみました。




















次に、簀子の設計です。同じくCADで作成






















で材料ですが、これは主婦が買い物の前に冷蔵庫の在庫確認をするのと同様、まずは部屋やらガレージやらに転がっている木っ端を拾い集めてみました。
案外あるものです。













非常にささくれだっていている事以外は問題なさそうです。












で、マザボをいじっているときに棘などが刺さらないように、とりあえず鉋(かんな)で削ってみます。













 ふむ。案外行けそうです。














かんなくずが薄いのが腕の見せ所と言うような話を聞いたことがありますが、なかなかプロのようには行かないまでも、向こうが透ける程度には素人の腕でもできるものですね。結構悦に浸れます。










とりあえず、図面通りにどんどん切っていきます。小口もささくれをサンドペーパーで処理します。













 次に、ビスで止めていきます。















とりあえずは一般的な簀子(すのこ)の様なものが出来上がりました。


これに、マザボを固定するボルト穴を開けます。花が咲かないように裏に当て木をしてドリルで開けます。
スンマソン写真撮り忘れです。













開けた穴にボルトを差し込み


















スペーサーを入れて















とりあえずマザボ設置です。















しかーし!ここで事件発生。ボルトが邪魔で拡張カードが、差し込めない!すっげー初歩的ミス!















で、丁度いい長さのボルトが手元になかったため、このボルトを切断。











拡張カード固定用の枠を作り












マザボには拡張カードの金具の先っちょを入れる溝を彫ります。










枠を立てます。











ただ、拡張カード用のボルトを留める枠だけは、木製ではどうしても強度不足になるため、アルミニウムのアングルを使いました。
とりあえずポンチで位置決めして穴を開けて、出来上がりです。





アルミニウムなのでボルトだとネジ山がすぐに潰れると思って、ビスを使う事に。















で、早速拡張ボードを挿してみた。














なかなかいい感じです。
因みに画面左端のパネルの上の開口を塞ぐ様な無粋なマネはいたしません。











スイッチやら何やらを散りばめて、組み上げるとこんな感じに。













火入れです。

無事起動しました(画像取り忘れ)








お陰様で、ようやく普通のパソコンらしくなりました。
めでたしめでたし(^^

2014年7月20日日曜日

パソコン弐号機購入(その12)


今まではマザボ上の電源スイッチを使ってオンオフしていたが、健全なパソコンであればこれは筐体の中、常時使うスイッチはやはりこれとは別に外部(?)に設けるべきである。リセットスイッチも然り。で、とりあえず電子パーツ店で一番安いスイッチを買う事にした。

スイッチの次は電源ランプとアクセスランプ。
電源ランプは赤、アクセスランプは電源ユニットに合わせて青色にしよう。
もちろんLEDで、青は約3.7Vで20mA以下(高輝度タイプなので10mAでも十分明るいとの記載あり)、赤は約2Vで20mA以下、マザボはテスターで計ったら5Vだったので、LEDと直列に抵抗を入れる。

さて、何オームだろう?

何を隠そう、電気も全く素人で、おまけに中学の理科なんて、太古の昔に忘れている。
使えそうな知識はE=IRと、抵抗の直列は足し算、電流は回路全体を通して一定くらいだ。
ただ少し考えると、抵抗が大きいほど電圧が下がって、抵抗がいくつかある場合はこの差を全部足せば元の電圧になるのだから、その抵抗が下げる電圧が元の電圧の中に占める割合は、全抵抗の中のその抵抗の占める割合と同じくらいぢゃまいか?と想像できる。

ここで、青は5Vの内3.7VがLEDの取り分(?)なので残り1.3V分の抵抗で、電流は回路中のどこでも同じ10mAなので、1.3/0.01=130Ω。
赤は5Vの内2VがLEDの取り分(?)なので残り3V分の抵抗で、電流は赤は20mA以下との事なので3/0.02=150Ωだと言うことに決めた。


これでも、根拠のないヤマ勘と度胸を自由自在に操る能力だけは育んできたつもりだ。繋げば分かるだろう、ということで仕入れてみた。











はんだ付けしてから失敗しては面倒なので、とりあえずこれで点灯するかどうか確認。面倒なことに関してはチキンハートである。











何はともあれ無事点灯(写真撮り忘れ)。
ほら、根拠のないヤマ勘が当たった。
たとえ計算が間違っていたとしても、煌々と輝く(写真撮り忘れ)LEDと言う名の事実の前には取るに足りないことであった。

で、本制作したのがこちら。









再度点灯!パチパチパチパチ・・・













「ヒートシンクのあるものは発熱するのだろう。」と言う非常に理にかなった推測に基づいて、適当にファンも散りばめておく。










お次は、筐体のあるパソコンで言うところのフロントパネルだ。
マザボの端子はUSBとスピーカー&マイクが挿せるようになっている。 ケーブルは元々付いていたので、端子の付いた基盤のみ仕入れてみた。









さて、ここでまだ何も接続されていない端子を見つけた。マザボの一番奥、オンボードのスイッチ類のすぐ横にあり「SPDIF OUT」と書いてある。「私気になります!」である。とりあえずマザボにある端子は全て使えるようにしたい

で、調べてみると、どうやらオーディオ関係の周辺機器を光ケーブルで接続するための端子のようだ。
ただしコレ自体が光るのではなく、恐らくここに何かを付けて光らせる必要があるみたいだ。


さらにぐぐってみると・・・あった。こいつである。
早速仕入れて作る事にする。
一応説明書に作り方が書いてあるので、その通りの部品を買ってその通りに作ればOKだ。まあ、半田くらいはやったことがあるので・・・
















はい、できた。

















早速立ち上げてみると・・・何やら光って見える。とりあえず機能してそうだが、これにつなぐ何かを私は持ち合わせていない・・・ どうやって使うのかは謎のまま放置だ。










とりあえずその他の端子にも付きそうなものを全て取り寄せてつないでみた。
ついでに、カッティングマットの上に置きっぱなしだったマザボを、本棚に設置してみた。マザボの下にはダンボールを敷いてクッション兼絶縁台に、気持ちだけ対応させたつもりだ。

ただ、この様な状態では前回取り付けたグラボはしっかりとは固定できず、事故の元なので一旦外しておく。



電源やらリセットスイッチ、スピーカーはケーブルだけでぶら下がっていたものを、棚の縦材に養生テープで固定(本留め)している。

しかし電源スイッチのLEDが眩し過ぎる。目がやられそうである。
上の計算の電流が最大値だからか?
でもカタログには何アンペア流れると何ルクス(カンデラ?)などとは載っておらず、抵抗を変えていろいろやってみないと明るさの程度は分からない。





ただ、抵抗をいちいち変えて確認するのも面倒なので、ボリュームを付けてみた。音量ではなく光量調整用だ。
これで、目に優しい明るさに自分で調整できる。












なお、ホコリ等が心配なので、とりあえず百均でこんなものを買ってかぶせることにした。


とりあえず、これで何かが繋がりそうな端子には全てつないだ。溢れんばかりのやってやった感である。
ただ悦に浸ってばかりはいられない。次はグラボやらの拡張カード類を一刻も早く取り付けたいところだ。やはり、安全確実に取り付けるためには、筐体なるモノが手っ取り早いのだろうか。ぃゃぃゃ、そもそもお金をケチって筐体を買っていないので、それでは本末転倒である。ここで挫折するわけには行かない。初心忘るべからず・・・。



さて、 話は少しそれるが、ここでななみたんキーボードの絵について言及しよう。














当初、そういう絵の描かれたキーボードカバーだとばかり思っていたが、カバーを剥がしてみると・・・なんとキーボードに直接プリントされているではないか。
いや、それだけの事なのだが、カバーという安易なやっつけに逃げず正攻法で来るところが、さすがマイクロソフト公認企画である。
名付けて「ダイレクトペイント方式」!






 
えー、閑話休題、 拡張カード類の固定に話を戻そう。
拡張カードは通常金属の部分の突起を溝にはめて、反対側を小さいボルトで止めるシステムになっている。ところが現状は突起を固定する溝もなければ、ボルトを止める枠もない。
で、とりあえず突起だけでも固定できないかと考えたのがこちら。突起を木の板2枚で挟撃して養生テープで確実に逃げ場を奪う方式だ。まるでかまぼこ板で挟んででもいるかの様で、風流ささえ感じるではないか。
仮に「ウッドプレス方式」とでも呼んでおこう。
まあ、やっつけ加減の酷さからすると、ななみたんキーボードのダイレクトペイント方式に甚(はなは)だ悖(もと)る行為だが、こちらはMS公認ではないので問題ない。

ただ、これではUSBやらのソケット類は固定できても、本来の目的であるグラボやサウンドカードの固定には役者不足(役不足?)だ。かと言ってこのかまぼこ板をマザボにボンドでくっつけるほど無粋なことは、私の中途半端な美意識が邪魔をして、できそうにない。

マザボとかまぼこ板を共通の何かに固定すればいいのだろうが、その何かに丁度良い手頃なモノが見当たらない。
ただ、無ければ作るのがDIYの真髄である。この「ウッディープレス方式」の10年先(推定)を行くくらいの新方式を考えようではないか。

で、考えた末に出た結論は、これにピッタリの簀子(すのこ)を自作するという事である。
「簀子(すのこ) 共通基礎安定方式」とでも銘打とう。簀子の上にマザボ、かまぼこ板、そしてボルトを留める枠を設置するのである。

つづく。。。

2014年7月15日火曜日

Autocad LT 2000 で画像を消してもファイルサイズが小さくならない(大きいまま)の件

またまた、自己備忘録です。
まあ、タイトルの通りで、Autocad LT 2000 で 300KB 程度の図面ファイルにトレース用の画像を貼り付けて、トレース終了後
右クリック→[切り取り(T)]
で貼り付けた画像を削除してファイルを保存したところ、ファイルサイズが40MBとか、むっちゃデカくなっちまったので、いろいろ調べたり試したりしました。

【試行錯誤の経緯】

purgeを使う

purge[ENTER}→「すべて名前削除」→「すべてはい(A)」→「閉じる」
で保存してファイルサイズをみたが殆ど変わらず。

imageを使う

image[ENTER]→「イメージ管理」ダイアログでファイルを選択→[ALT]+[D]
ですべて消したが、やはり殆ど変わらず。

図形を全て削除

試しに図形要素(CADの普通の線や点、寸法線、文字など)をすべて消すが殆ど変わらず。

DWG trueview 2013 で開いてみる

DWG trueview 2013 で開いてみたところ、消したはずの画像が出てきた。
ただし、ただのビュアーのため消せない。

webで調べてみる

http://okwave.jp/qa/q1024405.html
どうやら、LTは一旦貼り付けた画像はファイルの中に残り続けて、しかもLTではない普通(?)のAutocadでしか消せないらしい (;´Д`)

【対処方法】

結局、DXF変換してそのままDWGに戻すことで、見事ファイルサイズが元の300KB程度に戻った。
グループもブロック図形も分解されずそのままです。

二日間くらいいろいろ調べたり、試したりしたわりには単純なソリューションでした。(*^_^*)

2014年3月25日火曜日

パソコン弐号機購入(その11)

さて、久しぶりの弐号機組み立て再開って、こればっかりですが(実際にはすでに一年以上前に組み上がってます)

で、次はぃょぃょグラボ、NVIDIA(ンビディア?)のGEFORCE GTX 560である。
早速パッケージから取り出してみる。
おおお~~~、なんだかかっけぇぞ。
以下、非常に昭和な喩(たと)えしかできず申し訳ないが、さしずめ空飛ぶスーパーカーの様ではないか・・・うん、書いてて少し恥ずかしいが。









フィルムが貼られたままだが、前にも書いた通り私は剥がすタイプである。
てことで、早速剥がす。再びおおお~~~、なんだかかっけぇぞ。
非常に昭和な喩(たと)えしかできず申し訳ないが、まさにスーパーカーのボンネットそのものだ。うん。これは早そうだ! ぃゃ、これで速くないワケがないではないか。


横から覗くと、再三おおお~~~、なんだかかっけぇぞ、である。
非常に昭和な喩(たと)えしかできず申し訳ないが、まるでスーパーカーのラジエターの様なヒートシンクだ。うん。これは冷えそうだ! ぃゃ、これで冷えないわけがないではないか。
次は車体をリアから見たところだ・・・2段ある以外は普通だった。
と、ここで私はある重大な事実に気づいた。そう、このパソコンにはケースがなかったのである。敢えてそのイバラの道を選んだのはいいが、拡張カードをマザボに挿したとして、それをどうやって安定的に固定させるのだ? 
USBの拡張カード程度ならマザボに挿したまま使用できるかもしれない。USBケーブルなど細く柔らかいものだ。自分の足か何かが引っかかって強く引っ張りでもしない限りボードごと抜けることはないだろう。しかも、私の足はたいして長くはない・・・ぃゃ、むしろ短いと言っても過言ではない。
しかし、グラボの相手はあの太くて重くて曲げにくいモニターのケーブルである。
しかもそんなものが2本も接続されるわけだ。いつボードごと抜けるかわからないではないか。いや、そもそも刺さったまま安定した状態を保てるのかどうかさえ怪しい。これはかなりリスキーだ。



そう、こうして私は一瞬にして「とりあえず拡張ボードだけでも固定できる何らかの方法を早急に考えなければならない状況」に追い込まれたのだった。

で、早速インストール中の暇な時間を利用して、そこらに余っていた木っ端を組合せて筐体的な何かを表現してみた。
パソコンの電源を入れたまま、しかもよりによってインストールしながらパーツをあれこれ動かすのは精神衛生上あまり良くなかったが、手持ち無沙汰、ぃゃグラボを固定する方法を模索するためにあえてリスクを侵したのだ。しかし、どう診てもただの積み木だ。とてもじゃないが拡張ボードを固定するまでには至らない。

そして、これが後にこのパソコンの方向性を大きく決定する重要なファクターとなろうとは、この時誰も想像していなかった・・・つづく・・・のか?

2014年2月21日金曜日

かかし

本筋とは全く関係ない個人的なメモである。

先週末に20人ほどの昼食会があって、配達してくれる弁当を頼んだのだが、異常に美味かったので紹介しておく。
食べログで調べたが、やはり数名が口コミで「美味しい」「旨い」との統一見解を示している。

会場は尼崎だったが快く配達してくれた。愛想もいい。
今後のために聞いたところ20食以上なら伊丹、尼崎、宝塚、西宮、箕面など北摂方面に配達してくれる。まとまった注文なら大阪府の北部一帯なら配達可能らしい。

かかし伊丹店

2014年2月19日水曜日

パソコン弐号機購入(その10)

さて、久しぶりの弐号機組み立て再開(実際にはすでに半年以上前に組終わってます)




で、OSを入れた後は当然、マザボ用のドライバのインストールである。
これを入れないとLANにもつながらず、よってインターネットにもつながらず、webも閲覧できないので無料のセキュリティーソフトも入れられない。
要するに何もできないということだ。


AVGアンチウィルスのインストール画面

詳細はもっと詳しく書かれているサイトなどいくらでもあるかと思うので、激しく割愛するが、途中で「ノートン云々・・・」などと目的外のモノや、わけの分からないモノが出て来たら、インストール初期段階ではとりあえず入れない。
気が変われば多分あとで入れられる・・・と思う。





で次に大事なのは、セキュリティーソフト。これはなるべく初期の、できればインターネットが繋がった段階で入れておきたい。
 私は無料のAVG Antivirus free版を愛用させて頂いている。











この後の順番は、気分的なものだと思うが入力関係のドライバと言うことでマウスドライバにしよう。
前にも書いたがOSにおまけ?で付いて来たものはご覧のとおりスイッチやホイールがなく、マウス上面のセンサーで指の動きを感知して作動するスマホチック?なタッチマウスと言うものだ。






同梱されていたUSBメモリーにドライバーが入っているらしいので早速突っ込んでみる。











これは、特に問題なく[次へ]やら[はい]やらの肯定系のボタンの連打でOKだった。








と余裕を見せたのもつかの間、マウスのドライバーのインストールが終わったと思った時、にわかに画面が黒くなった。

え?・・・どちらの手で?
まあ、とりあえず右っと。







「全てのウィンドウを表示するには」っと、なるほど・・・操作の説明か
あ、ぃゃ
練習か?

以下、端折ります。

  

おっと、段々目が霞んできたか?

ぃゃぃゃ(;´∀`)やっと自由の身に・・・と思いきや、次は何?

どうも「窓辺ななみ」たん関係の何かが無理やり挿入されそうな予感・・・(;´∀`)








予感的中!「窓辺ななみ」たんのTOUCH MOUSE 紹介! が始まった。








- 中略 -




恐らくどこかで[OK]してしまったのだろう。終わってみるとテーマがななみたんに変わってしまっていた。












しかも、持っているマウスは今私が操作しているのと同じ TOUCH MOUSEだ。
何という親近感だろう・・・。













和服バージョンも有る。袋は「自作PC」の福袋だ。凝ってる・・・










今回はお恥ずかしながら、ななみたん関係で書き疲れてしまったが、この後ブルーレイドライバーなどの周辺機器のドライバー類を入れてインストール作業は無事終わった。

大したネタやオチは無かったが、次回も期待せずにいてほしい。。。