2013年5月10日金曜日

パソコン弐号機購入(その9)

マザボ(P8Z68-V PRO/GEN3)については、専門家の方々が、あちらこちらの レビューなどで結構詳しく説明しておられるので、私ごときのトーシローが シッタカして語るのも憚られる。よって大幅に割愛するが、とりあえずBIOSはえらくグラフィカルな画面が起動する。UEFIと呼ばれるものだが、 なんの略なのかは寡聞にして知らない。(←エラソー)

因みにこの時点ですでにマウスでの操作も可能だ。私の様なイニシエのパソコン使いの方なら分かってもらえるかも知れないが、MS-DOSのあの無愛想な 黒いテキスト画面をいじっていた 頃に、MacintoshやらソニーのnewsやらのGUIを見た時のあの衝撃が蘇る・・・BIOSまでがGUIとは、全く世の中進んだものだ。

デフォルトでは最初に起動するのは「EZ mode」。私のような トーシローな冒険野郎が変にいじって起動しなくなってしまう 様な事態に陥らないように用意されたとしか思えないシロモノだ。もちろん、従来チックな「Advanced mode」にも切り替えられるが、 どうやらある程度のクロックアップなら、3種類 のメーターアイコンのいずれかを選択すれば、それなりに設定して頂けるようだし、 変にいじって起動しなくなるのもアレだし、今はとりあえず EZ modeのままにしておくとしよう。(←エラソー)


さて、ぃょぃょOSのインストールである。
で、おもむろ(=落ち着いて、ゆっくりと行動する様)に取り出したのは 窓辺ななみたん・・・もとい、Windows 7 Ultimate である。 そう、先日説明した通り購入したOSはWindows 7 Ultimate の 窓辺ななみたんバージョンだ。
 
これを選択したのは、USB3.0PCIe I/Fボード付きのDSP版で、タッチマウスと 素晴らしい絵柄のキーボード まで付いていて、更に冬のマル得キャンペーンと銘打って、マザボやらSSDやら CPUやらWindowsPhoneやらが抽選で当たるおまけ付きと言う 総合的なお買い得感からである。
これも前にも書いたが、決してパッケージの可愛さとか、タッチマウスがななみたんオリジナルで、ななみたんの解説CD付きで、 Windows7テーマにななみたんデスクトップ とオリジナルサウンドが付いているのが理由ではないことを書き添えておく。

それにしても、これだけついていてこの値段というのは破格だ。 何か裏があるのではないか・・・この予感が後に現実のものとなることを、この時まだ私は知らなかった。。。
因みにタッチマウスと言うのは、スイッチやホイールがなく、マウス上面のセンサーで指の動きを感知して作動するスマホチック?なマウスのことらしい。
しかも、Windows7のウィンドウ操作と連動しており、開いているアプリケーションをフル画面にしたり左右に寄せたり隠したりが、指を動かす方向と本数によって操作可能だ。
ただ、インストールに際しては安定性を考慮して従来のUSB有線マウスを使用することにした。
さて、ここで早速だが「冬のマル得キャンペーン」に応募することにしよう。 節操が無いように思われるかも知れないが、こういうのはなるべく早く手続きを進めておいた方が良い、と言うのが私が長年培ってきた経験から来る教訓だ。 できればセットアップする前にキャンペーンの詳細くらいは確認しておきたい。
しかーし!
パッケージには描かれていなかった「応募可能な期間」なる絶対条件がキャンペーンの説明用紙にハッキリと、デカデカと、 これでもかと言うくらい目立つ位置に記載されているではないか・・・_| ̄|○

ななみたんキーボードのあまりのインパクトに気を取られたのは確かだが、冷静に考えても今は初夏(※)だ「のマル得キャンペーン」と言う言葉に違和感を感じてしかるべきだった。そのことに気づかなかった自分の迂闊さが腹立たしい。
半ば反射的にパソコンの日付をこの期間内の適当な日に変更すると言うあの裏ワザを実行しようとしたのは言うまでもないが、 ソフトウェアならともかく(←やらないこと!)これもリアルの世界には通用しないことに気付いて手を止めた。2012年5月10日現在、タイムマシン(これもリアルとは言えないが)でもない限り、 このキャンペーンの対象となることはできない。
因果律が崩壊するのを待つか、あっさり諦めてセットアップに勤しむか、2つに1つである。


・・・約二秒後、後者を選択した自分がいた。
とりあえず何事もなかったかのようにCDを突っ込んでパソコンを再起動させる。
ローディング画面の後、すぐにインストールダイアログが開いた。
ここは、アプリのインストールのようにマルウェアなどに神経をとがらせる必要もない。ソフトウェアなんたらに同意したり、地域や言語を指定したり、内臓カレンダーを確認したり、 適当に[次へ]をガンガンとクリックだ。
最後に何故かIE8をインストールされられるが、細かいことは気にしない。
因みに、現時点での我がパソコン君の状態はこんな感じである。
インストール作業用に、ななみたんキーボードと、USBの有線マウスをつないでいる。 モニターはとりあえず画像とは反対(手前?)側に置いている。
それにしてもブルーレイドライブを電源ユニットの上に乗っけて(固定せず)使うのが不安定で気になる。まあ、この辺りはおいおい養生テープか何かで固定すればいいだろう。





※実際は昨年の5月の出来事を今更ながらに書きなぐっております(恥.

パソコン弐号機購入(その8)

オンボードの電源スイッチとリセットボタン
さて、いよいよ待ちに待った火入れである。
【注意】既に弐号機を購入してから1年近く経過しているが、実際には同日の出来事である。
一般的に言ってパソコンの電源スイッチはケースについている。よって、何年か前までのマザボならケースが無い場合、電源を入れるには、あの電源スイッチやら電源ランプやら、リセットボタンやら、アクセスランプやら、内部スピーカーやらがセットになったフロントパネル用のコンソール??(正式名称は寡聞にして存ぜぬ)をマザボに繋ぐか、さもなければ端子のピンをマイナスドライバーなどでショートさせるという荒業に出なければならないところだ。
 



しかし、最近のマザボは違う。恐らくは私のようなノンケ(「ノン・ケース派」の略で変な意味ではない)のために、わざわざマザボに電源スイッチとリセットスイッチを設けてくれている。いや、実にありがたい。アスースの開発者さん、この場を借りて深甚の謝意を表すものである。
どうもありがとう♫


・・・と言う事で少しドキドキしながらも電源スイッチを・・・・ポチッとな・・・






ファンが一斉に回りだして・・・って、ををををっ、何か光っとるぞ、電源スイッチ以外の何かが光っとるぞ、いや、結構色んな所が光っとるぞ!










因みに、部屋の照明を消すとこんな感じである。 マザボの基盤やら、電源ユニットやら、それにメモリーまで光ってる・・・・てかメモリー?なんで?
 




↑右にも・・・
電気には詳しくないが、省電力がウリ?の一つとなってる(←多分)メモリーが、なぜわざわざ何ワットアワーかを費やしてでも光る必用があるのだ、 しかも普通は薄暗いケースの中で誰の目にも触れない存在であるにもかかわらず、この目立ちたがり屋さんのメモリーはその輝きを一体誰に見せようというのだ?



それも左右一箇所ずつ、大人買いした4枚のメモリーのLEDが綺麗に一直線に並ぶ。こうやって見ると、国道の交差点で止まっている時の、向こうの方までずぅーっと赤信号のあの状態を彷彿とさせないでもない。
↑左にも・・・




メモリーのアクセスランプか何かだろうか? いや、それにしては点滅していないが、もしやアクセスが早すぎて常人には点滅が認識不可能だから点灯しているようにしか見えないのだろうか?


いや、もしそうななら認識はできなくても、パルス幅変調やチョッパ制御の様に光量が減少してもよさそうなものだが、それもない。

てか、そもそも認識不可能な点滅ならアクセスランプの意味を成さないではないか。


「龍の目が光ってるの図」 クリックして拡大してみてね♫
・・・いや、よく見るんだ、オレ。光ってるその場所をよく見てみろ。現実から目を背けるんじゃない、オレ!
龍だ!龍の目が光っている・・・
・・・なぁーんだ、ただ龍の目がひくぁwせdrftgyふじこlp;@:









 
・・・えー、メモリーの龍の目がなぜ光らなければならなかったのか?謎は益々深まるばかりな件はさておき、とりあえず起動画面が表示された(手前にあるキーボードの絵は気にしない)。












そしてマザボはじめCPU、メモリー、USB、SSDと、全て正常に表示されている・・・何はともあれ母子ともに健康だ。

え、龍?・・・そんなものは見なかった。
それでいいではないか・・・。

'`,、('∀`) '`,、




ほぼ真上から撮影
参考までに現時点での全体像を掲載しておこう。下に敷いているのはB3版程度のカッティングマット。一応帯電防止のつもりだが、正しく機能しているかどうかは不明である。





2013年4月9日火曜日

パソコン弐号機購入(その7)

次はいよいよ火入れである、などと豪語してみたものの、ここである事が気になりだした。
ノンケ(ノンケースの略)方針でここまで進めてきたが、もしかするとケースにはアースという役割もあるのではなかろうか。いわゆる「筐体アース」である・・・まあ正直その辺り専門ではないので良く分かってはいないが、自動車やバイクなどでは車体がアースになっていて、電気回路の一部を担っていることくらいは知っている。


確認のためマザボをよく見ると筐体に止めるボルト穴を取り巻く様に、接点らしき物が並んでいる。他のボルト穴も全て同様である。と言うことは、やはり筐体がアースとして回路の一翼を担っていると考えるのが自然である。








確認のために、二つのボルト穴間で導通テストをしてみると、案の定、電気的につながっている。
念の為にすべてのボルト穴についてやってみたところ、やはり全部つながっていた。
これは明らかに「ケースのない奴は、ちゃんと自分でこいつを接地するんだぞ。」と言う隠された暗号に他ならない。いやむしろマザボから直接頭の中に語りかけてくるメッセージの様にさえ感じられる。
と言うことはだ、それがどのような役割を担っているかを詮索するより、何も考えずに先ずこれを接地するのがジサッカー(自作する人を意味する脳内造語)としてのたしなみなのではなかろうか。ほら、あれだ、「考えるな、感じるのだ!」ってやつだ。

取り急ぎ、緊急避難的に長いボルトをおっ立てて、家の裏から引き込んでいるアース線をつないでみた・・・ご覧の通りそこはかとなくだが、これがマザボからのメッセージに対する俺なりの答えだ。



「実はこのボルトが不導体だった」と言う、茶番を演じてしまわないように、念の為にここも導通テスト・・・OK。

ここで、先ほどマザボからの強い力によって停止させられた思考が、まるでその暗示が解けたかのように再び動き始めた。なぜ筐体にアースを取らなければならないか、という疑問が頭をもたげて来たのだ。恐らくはSSDやらHDDやらの内部パーツは、筐体に固定するボルトを通してアースをとっているのだろう、と言う程度の予測はつく。


ただ、もしそうならばケースの無い今、パーツのボルト穴を何らかの方法で接地させる必要があるのではないか。

ところで、最近は樹脂製のケースも売っている。では、それらはどのようにしてパーツのアースをマザボまで接続させているのか。もしかするとケーブルの中のどれかがアース線なのではないか。昔のプリンターケーブルのコネクターの外側の金属部分がアースだということを、俺はある経験(50Vのプチ感電)を通して知っている。




 で、確認のために導通テストをしてみると、案の定、ケーブルのコネクターの外側の金属部分とマザボのアースとは導通がある。

因みに拡張スロットの金属の蓋?も然りだ。明示的にはマザボとはケーブルのみでつながっていて、金属部分はマザボには触れていないにも拘わらず導通がある。
この事実は、ケーブルを繋いだだけでアースがとれている可能性が非常に高いと言う事を示唆している。

ということで、他のパーツでも確かめることにした。
ケーブルを接続して、パーツの本来ケースに接するであろう部分と、マザボにおっ立てたアース用ボルト間で導通テストをしてみた・・・やはりしっかりとつながっている。
SSDのボルト穴も、少し抵抗値があるが問題はなさそうだ。
そう、少なくとも俺の手元にあるパーツ類はケーブルをつなぐだけで、ことごとくアースにつながる・・・何もかもが思った通りだ。


と言うことは、木製や樹脂製のケースでも全く構わないし、当プロジェクトの方針のようにケースなしでも全然問題ないということではないか。

これでやっと心置きなく火入れができるというものだ。


ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、

2013年2月15日金曜日

パソコン弐号機購入(その6)



さて、今回はぃょぃょ電源ユニットである。【注意】既に前回から7ヶ月以上経過しているが、実際には同日の出来事である。
購入したのは先にも紹介した中国製のSUPER FLOWERのSF-850P14XEであるが、見ての通り「いったい何をつなぐんだよ!」と言うくらい接続端子が多い。最近の、電源ユニットとはこんなものなのか、私の知っている十数年前の物は、マザボ、HDD、CDドライブが駆動できれば事足りたものだが。
しかもケーブルがどう見ても蛇チックではないか。この時、私の頭の中には電源ユニットの周りに十数台の訳の分からない機械が取り巻いている情景が浮かんでいた。当然電源ユニットがそれらを不気味な蛇ケーブルの先でうねうねと動かしているのは言うまでもない。なんとなく未曾有の領域に踏み込んでしまった様な錯覚に陥りながらも、気を取り直しつつ、まずはマザボに接続だ。



マザボ側の電源コネクタは大きく分けて二ヶ所ある。CPU側にある8ピンのEATX12Vとメモリー側にある24ピンのEATXPWRだ。
ケーブル側も、この二つは形状が特殊なのですぐに分かった。
ただ、EATX12Vのケーブル側コネクターは先端がセパレートになっていて指で一体化させながら挿入しないと人によっては少し入れ辛いかも知れない。

マザボに繋いだら、次は今のところ唯一の周辺パーツであるSSDだ。こちらは端子さえ間違わなければすんなり入る。

それにしても、この蛇ケーブルの存在感ときたら・・・電源を入れた 途端に、うねうねと動き出して、触覚のように周囲をまさぐり、他のパーツのコネクタを見つけては頭(こうべ)を無理やり突っ込んで支配下に置き、次々と増 殖してやがて「こうなってはもう誰にも止められんのぢゃょ・・・」的に我が家をも飲み込んでしまわない様に祈るばかりである・・・(ー_ー;)


ここで、とりあえずモニターとキーボードをつないでおく。

モニター2台使っていて、マザボのコネクタもアナログとデジタルの2箇所あるが、とりあえずアナログだけを接続することにした。


ということで次回はぃょぃょ火入れである。