2019年12月10日火曜日

炭酸メーカーでシークヮーサーカクテルを作ってみた

一年ほど前に炭酸メーカーを購入したが、まだブログに掲載していなかったので、遅まきながらシークヮーサーカクテルの作り方をご紹介しよう。

先ずはボトルに浄水を半分くらいまで注ぎ、次に氷を放り込む。炭酸充填時にボトルが高圧力になるので、少しの傷でも破裂の原因にならないとも限らない。先に浄水を入れるのは、氷がぶつかる衝撃でボトルが傷まないように。

そしてもう一度浄水を、今度はボトルの規定量のラインの少し下まで入れる。これは、シークヮーサーとアルコールを入れても規定ラインを超えてしまわないように。
そして満遍なく水が冷えるように ボトル全体をよく降ることも忘れずに。

なお、水の入ったボトルを直接冷凍庫に入れるのは危険なので止めて欲しい。氷の膨張の圧力は炭酸の圧力より格段に大きくボトルが痛むのである。傷んだボトルに不用意に高圧の炭酸を注入するとどうなるかは子供にでも分かるだろう。必ず氷を入れて冷やしてほしい。



ボトルに浄水→氷→浄水の順に入れる
業務用スーパーで購入したシークヮーサー。
ポッカレモンや柚子などの柑橘系もお勧めだ。
レモンを直接絞る場合は1個分では少し物足りないかも知れない。

シークヮーサー
規定ラインに注意しながらたっぷり入れる。中途半端に薄いと美味しくないが、レモンなどで香り付け程度なら少量でも良いだろう。
もちろんアルコールの入れ代は残しておく。

かく言う著者は規定ラインをあまり神経質に守っているわけではないのだが。
規定ラインの少し下まで入れる
スピリタス、アルコール度数の高いリキュールである。酒類に馴染みのない方(そもそもこの記事を読まないと思うが)は聞き慣れないかも知れないがアルコール度数96度、安物の「消毒用エタノール」等よりよっぽど純度は高い。直接呑んだことがあるが、良い子のみんなは決して真似をしないように!結構後悔することになる。

  今回の様に調合してから炭酸を注入する場合は関係ないが、市販の炭酸水で割るならやはりスピリタスがベスト。ウォッカやジンの味が好きなら全く問題ないが、炭酸を楽しみたいならこれだ。理由は一つ。炭酸がほとんど薄まらないのだ。
普通の酒屋さんには置いて無いかもしれないが、近所のリカマンには売っていた。
スピリタス





今回使用する炭酸メーカーのボトルは1Lである。
例えばカクテルのアルコール度数を5%にしたければ、スピリタスの度数をほぼ100%と考えると50cc入れれば良いことになる。
最近流行りの9%にしたければ90ccである。なるほど分かりやすい。


さて、ここでスピリタスで増えた分だの、公式だのと拘る諸兄はもう少しAI的間隔、言い換えると関西人敵感覚を身に着けた方がいい。つまり「えーかげん」が「良い加減」なのである。



スピリタスの裏ラベル
タイトル



アルコールは、できれば何のためらいもなく調合したい。理由は単純だ。そう、ただ単にそういうスタイルが好きなだけなのだ。

更にここで「酒飲みたるもの、我が人生に一滴のアルコールのムダもなし!」と気合の入っている貴兄には、一度全部入れてから、少し混ぜ、再度計量カップに戻して入れ直す事で、カップの中にへばりついたアルコールまできれいに入れることができると言うオプションもある。

テーブルに溢れた日本酒を躊躇なく呑めるレベルの酒呑みに「意地汚い」という言葉は通用しない。いや、寧ろ耳に心地よい褒め言葉と聞こえよう。


さて、いよいよ今回主役となる炭酸カートリッジとソケットの登場だ。
カートリッジはネット通販などで大量に買えば1本大体50円~100円程度である。メーカーが異なってもサイズさえ合えば使えるようだが、そこは自己責任でお願いしたい。

なお、500mlのペットボトル入りの炭酸が近所の業務スーパーで30円(税別)で売っていた事については、あまり深く考えないでおこう。
アルコールを調合
炭酸カートリッジとソケット
カートリッジをソケットに装着する。敢えて細かくは書かない。方向を間違う方はいないだろう。できればいかにも手慣れたという手付きでセットして欲しい。
カートリッジを装着

ボトルにノズル部をセットする。こうなるとボトルではなく最早ボンベだ。しっかり締めておかないと炭酸が漏れる危険性があるので、ここは細心の注意が必要だ。
ボトルにノズル部をセットする
そこへカートリッジを装着したままのソケットをかぶせる様にして、右ねじ方向に回す。そのままゆっくり締めていくと、ある瞬間カートリッジからボンベ内に一気に炭酸が吹き出し、充満し始める。

勢いよく吹き出していた炭酸も徐々におさまり、やがて力尽きて止まる。ただし、言わずもがなであるが、ここで焦ってキャップをすぐに開けてはならない。どういう事態となるかは容易に想像できるであろう。
溶け切ってない氷が溶ける頃まで、美味しい肴などを用意して静かに待つのも愛おしいひとときではないか。
ソケットはすぐに開けてOK
ただしキャップはNG!


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