で、次はぃょぃょグラボ、NVIDIA(ンビディア?)のGEFORCE GTX 560である。
早速パッケージから取り出してみる。
おおお~~~、なんだかかっけぇぞ。
以下、非常に昭和な喩(たと)えしかできず申し訳ないが、さしずめ空飛ぶスーパーカーの様ではないか・・・うん、書いてて少し恥ずかしいが。
フィルムが貼られたままだが、前にも書いた通り私は剥がすタイプである。
てことで、早速剥がす。再びおおお~~~、なんだかかっけぇぞ。
非常に昭和な喩(たと)えしかできず申し訳ないが、まさにスーパーカーのボンネットそのものだ。うん。これは早そうだ! ぃゃ、これで速くないワケがないではないか。
横から覗くと、再三おおお~~~、なんだかかっけぇぞ、である。
非常に昭和な喩(たと)えしかできず申し訳ないが、まるでスーパーカーのラジエターの様なヒートシンクだ。うん。これは冷えそうだ! ぃゃ、これで冷えないわけがないではないか。
次は車体をリアから見たところだ・・・2段ある以外は普通だった。
と、ここで私はある重大な事実に気づいた。そう、このパソコンにはケースがなかったのである。敢えてそのイバラの道を選んだのはいいが、拡張カードをマザボに挿したとして、それをどうやって安定的に固定させるのだ?
USBの拡張カード程度ならマザボに挿したまま使用できるかもしれない。USBケーブルなど細く柔らかいものだ。自分の足か何かが引っかかって強く引っ張りでもしない限りボードごと抜けることはないだろう。しかも、私の足はたいして長くはない・・・ぃゃ、むしろ短いと言っても過言ではない。
しかし、グラボの相手はあの太くて重くて曲げにくいモニターのケーブルである。
しかもそんなものが2本も接続されるわけだ。いつボードごと抜けるかわからないではないか。いや、そもそも刺さったまま安定した状態を保てるのかどうかさえ怪しい。これはかなりリスキーだ。
そう、こうして私は一瞬にして「とりあえず拡張ボードだけでも固定できる何らかの方法を早急に考えなければならない状況」に追い込まれたのだった。
で、早速インストール中の暇な時間を利用して、そこらに余っていた木っ端を組合せて筐体的な何かを表現してみた。
パソコンの電源を入れたまま、しかもよりによってインストールしながらパーツをあれこれ動かすのは精神衛生上あまり良くなかったが、手持ち無沙汰、ぃゃグラボを固定する方法を模索するためにあえてリスクを侵したのだ。しかし、どう診てもただの積み木だ。とてもじゃないが拡張ボードを固定するまでには至らない。
そして、これが後にこのパソコンの方向性を大きく決定する重要なファクターとなろうとは、この時誰も想像していなかった・・・つづく・・・のか?